読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

金(ゴールド)は高値更新が続く!過熱感あるも上昇トレンド堅調 2025/4/21(月)井上義教【CFD予想】 #外為ドキッ

 

動画配信期間:公開日から3カ月間

動画で解説

相場分析ポイント解説

CFD市場の詳細分析

金(ゴールド)の現状
金相場は現在注目すべき動きを見せています。前回の分析で「高いところに行けば買い」と予測した通り、市場は買い方向に動きました。週間の動きを振り返ると、月曜日に強い陽線で高値を更新し、火曜日と水曜日は比較的落ち着いた値動きとなりました。その後、木曜日に再び強い陽線が出現し、さらなる上値を試す展開となりました。
金曜日は若干の下ヒゲを伴う陰線となりましたが、特筆すべき点として高い価格水準をキープしたまま週末を迎えたことが挙げられます。これは買い圧力が継続していることを示す重要なシグナルです。
テクニカル的には、実体線と長期移動平均線の乖離が大きく、過熱感は否めません。しかし、このような状況でも金相場特有の強さが見られ、新規で売りポジションを構築するにはリスクが高すぎる状況です。MACDなどのオシレーター系指標も買いシグナルを継続しており、短期的な調整があったとしても、基本的な上昇トレンドは維持されると考えられます。
金相場のこのような強さは、世界的な地政学的リスクの高まりや、各国中央銀行の金融政策の不確実性、インフレ懸念などが背景にあります。特に現在の市場環境では、安全資産としての金の魅力が高まっていると言えるでしょう。
投資戦略としては、上値の動きに追随し、短期的な利益確定を狙う取引が適していると考えられます。ただし、急激な上昇後の調整リスクには常に注意が必要です。
その他のCFD商品分析
株式市場
株式チャートは現在、明確な強弱を論じにくい状況が続いています。主要指数は一定のレンジ内での動きが続き、明確な方向性を欠いています。これは市場参加者が経済指標や企業業績、中央銀行の政策などを見極めようとしている段階であることを示唆しています。
日本市場においては石破首相の経済政策や植田日銀総裁の金融政策の方向性が注目されており、これらの動向次第で株価が大きく変動する可能性があります。特に円安・円高の動きと株式市場の連動性にも注視が必要です。
原油市場
原油市場は一時の安値から回復基調にありますが、上値も重く、売り買い両方の見方が交錯している状況です。サプライチェーンの問題や地政学的リスク、OPECの生産調整などが価格形成に影響を与えていますが、同時に世界経済の成長見通しの不透明さが上値を抑えている要因となっています。
テクニカル面では、中期的な移動平均線とのクロスポイントが重要な判断材料となり、これを上抜けるか下抜けるかで今後の方向性が決まる可能性があります。
銀市場
銀相場も最近の安値から良く戻してきており、回復の兆しが見えています。しかし、チャート上部に重い抵抗帯が残っており、この水準を超えられるかどうかが今後の鍵となります。金との比較でいえば、金銀比率は依然として金に有利な状況が続いており、投資対象としては「買うなら金」という判断が現状では妥当と考えられます。
CFD市場の総合見通し
CFD市場全体を見渡すと、不透明感が強い中、各資産クラスで異なる動きが見られます。特に金相場の強さが際立っており、安全資産としての地位を強化しています。一方で、株式や原油などは方向感に乏しく、明確なトレンドの形成を待つ段階にあります。
このような市場環境では、短期的な値動きを捉えた機動的なトレードが重要になりますが、同時にリスク管理を徹底し、切るべきときには迷わず損切りする姿勢が求められます。今後も世界経済の動向や主要中央銀行の政策、地政学的要因などを注視しながら、慎重な取引姿勢を維持することが肝要です。

こちらの記事も読まれています

 www.gaitame.com

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

 

 
井上義教 氏
株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。