指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
143中心に神経質な展開、オーダー設定しにくい
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は、143.00円を中心に振幅。前半に、142.879円レベルから143.80円レベルまで反発した後は、144.00円の大台回復に失敗したこともあり、142.90円レベルまで押し戻された。しかし、午前の安値のブレイクに失敗すると、今度はショートカバーを誘発しながら144.149円までレンジ上限を広げた。もっとも、上値を攻めるだけの手掛かりがみあたらなかったため、上昇一巡後は戻り売りに押されて142円半ばまで下げ幅を広げるなど、荒い値動きとなりました。
現状レベルの上側の142.950円、143.050円、143.300円にストップ買いが確認できる。一方、下側では142.500円、142.650円に買いが見られるほか、142.700円にストップ売りが散見される。もっとも、荒い値動きのため、オーダーを設定する個人投資家は限定されている。
※注文情報「米ドル/円」 1メモリ＝1,000,000通貨
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