【S&P500】上値余地を探る動き。急伸にも繋がり難い。
直近の日足は前日足から大きく下寄りのスタートとなり、値幅の大きい陽線で続落を食い止めています。上下のヒゲが長く上下の攻めに失敗した形ですが、上値を急角度で切り下げる流れに変わりなく、上値トライに失敗した影響がより強い状態です。一方で、2022年10月に付けた3,491を基点とする長期的な週足のサポートラインが4,900台前半に、2020年3月に付けた2,191を基点とする月足の超長期的なサポートラインが4,800台に位置しており、これらを守って反発に転じていることから、一旦底打ちしている可能性も高いと見られます。中期トレンドが弱いため急反発にも繋がり難いと見られますが、5,000割れからの売りも慎重に。短期トレンドは5,400台を回復して引ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが、5,600台の壁が厚く、「戻り売り」の流れは変わりません。上値抵抗は5,100-10，5,160-70，5,190-00，5,240-50，5,300-10に、下値抵抗は5,000-10，4,970-80，4,950-60，4,890-00，4,840-50にあります。
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