読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ユーロ円今週の予想「上値余地が限られる展開。156円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯。」FXチャート分析 2025/2/24

【ユーロ円週間予想】156円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、155円割れで終えた場合は150円方向への新たな下げトレンド入りの可能性。

 直近の日足は陰線引けとなり続落して終えています。この陰線の上ヒゲが長く、上値トライに失敗した形となったことから、週初から下値トライの動きが強まると見られます。一方で156.10-20の抵抗を実体ベースで守って終えており、これを守り切って小反発に転ずる可能性を残しており、週初の売りは慎重に。しかし、日足、週足ともに形状が悪化しており、下値リスクがより高い状態にあることから、158円台に実体を戻して引けない限り、下値リスクにより警戒が必要です。また、163円台で終えるまでは“ユーロ強気”に変化せず、下値リスクを残します。逆に、156円割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、155円割れで終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、150円方向への一段のユーロ下落に繋がり易くなります。日足の上値抵抗は157.00-10,157.60-70,158.00-10に、下値抵抗は156.00-10,155.10-20,154.40-50,154.00-10にあります。21日、120日、200日移動平均線は159.38,161.40,163.78に位置しており、短・中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れに入っています。

 一方直近の週足を見ると、前週の上げ幅を切り崩して大陰線が出ており、2/13に付けた161.19で戻り高値を確認した可能性が高くなっています。また、昨年8月に付けた154.43を基点とするサポートラインも若干下抜けた位置で越週しており、下値リスクが高い状態です。158円台に値を戻せば、“ダマシ”となった可能性が生じますが、これまで支えていた強い下値抵抗を下抜けた可能性が生じており、下落余地が拡がる可能性により警戒が必要です。158円台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、この場合でも日足が163円台で終えるか、162.50超えで越週するまでは短期トレンドが変化せず、下値リスクを残します。今週の週足ベースで見た上値抵抗は157.40-50,158.00-10,159.80-90に、下値抵抗は155.00±10銭、153.20-30,151.40-50にあります。31週、62週移動平均線は161.27と163.11に位置しており、中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れに変わりありません。

 今週の戦略は、ユーロ買いは今週いっぱい様子見か155.10-20まで引きつけて。損切りは154.70で浅めに撤退です。売りは157.00-10で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を157.50近辺まで見て置く必要があります。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す158.10で撤退です。

 上値は、156.60-70に軽い抵抗が、157.00-10,157.50-60に強い抵抗があり、反発余地が限られる展開が予想されますが、157.80-90,158.00-10の抵抗を全てクリアして、158円台に乗せて終えれば2/13に付けた161.19を直近安値として上値を切り下げて来た短期的なレジスタンスラインを上抜けて、下値リスクが若干後退します。この場合でも日足が163円台に乗せて終えるか、162.50超えで越週しない限り、短期トレンドは大きく変化しません。下値は、155.80-90にやや強い抵抗がありますが、これを下抜けた場合は155.50-60,155.10-20の抵抗をトライする動きへ。さらに155円を割り込んで終えた場合は、新たな下落トレンド入りの可能性が高くなり、154.40-50,153.80-90,153.50-60,153.20-30,152.50-60にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。

© 2025 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

川合美智子氏コンテンツ一覧

川合美智子レポート・動画の一覧はこちら

最新のユーロ円チャート