金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動き まとめ
2月12日の金相場は金先物4月限は2932.60ドルとなり、前日から下落しました。
この下落の主な要因として、米国の1月消費者物価指数(CPI)の予想以上の上昇が挙げられます。前年同期比で3.0%の上昇を記録し、月間ベースでは約1年半で最も大きな伸びを示しました。この経済指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の金融緩和(利下げ)期待が後退しました。
米国の通商政策も市場に影響を与えています。特に鉄鋼・アルミニウムへの関税措置は、安全資産としての金への需要を刺激し、近年の相場上昇を支える要因となっています。この動きを反映し、金ETF(上場投資信託)への資金流入も活発化し、保有高は前年11月以来の水準まで1.2%増加しています。
地政学的リスクも市場の変動要因となっており、中東情勢の緊迫化が相場に影響を与えています。
市場参加者は、インフレ動向や通商政策が経済成長に与える影響を注視しており、これらの要因が今後の金相場の方向性を左右すると見られています。
最新の金(ゴールド)CFD チャート
30分足チャート
日足チャート
「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が上向きになる中、価格は移動平均線の上に位置している。また、相場の過熱感をはかるRSIは、「買われすぎ」とされる70を超えて推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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