前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
1日、石破茂首相が記者会見で「デフレ脱却の実現に向けて金融緩和の基本的な基調は維持されるべき」との考えを表明すると、円売り・ドル買いが先行しドル円は144.069円まで上昇するも、「イランはイスラエルへの弾道ミサイル攻撃を準備している」との報道で、市場センチメントが急速に悪化。米株が急落したほか、安全資産としての米国債が買われ米長期金利が大幅下落し、ドル売り・円買いが進行。さらに、その後発表された、8月JOLTS求人件数が市場予想を上回ったものの、米9月ISM製造業景況指数が市場予想を下回り、ドル円は142.957円まで下落した。
本日アジア時間、国慶節休み前日に中国政府が上海、深センに続き北京市でも住宅購入規制を緩和すると発表するなど、相次ぐ中国の景気テコ入れ策を受けて香港株が堅調に推移、さらに、赤沢経済再生相が「石破首相が金利引き上げに前向きというのは正しくない」と発言し、ドル円は144円前半レベルまで値を戻している。ただし、ニュースサイト「アクシオス」がイスラエルは数日以内にイランへの大規模な報復を計画と伝えると、ドル円は143.50円台まで押し戻される場面もあった。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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