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最新動画は【外為マーケットビュー】で公開しています。
動画配信期:2024/8/22~2024/9/5
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
動画の要約
米雇用者数の基準値改訂とドル円の反応
昨日は1年間の非農業部門雇用者数の年次改定が行われ、81万8000人の下方修正が発表されました。これは予想範囲内ではあったものの、リーマンショック後の改定に匹敵する大きな数字でした。発表直後、ドル円相場は一時的に上昇しましたが、これは誤った情報に基づく可能性が指摘されています。
FOMC議事要旨:米利下げの可能性
FOMC議事要旨の公表により、9月の利下げがほぼ確実視されるようになりました。多くの当局者が現在の金利水準を制約的と認識し、インフレリスクよりも経済活動へのリスクに注目が集まっています。この結果、ドル円相場は下落しました。
市場の焦点はインフレから経済指標へ
最近の市場動向を見ると、インフレ指標よりも小売売上高や雇用関連の指標に対する反応が顕著になっています。これは、FRBの関心がインフレ抑制から経済活動の維持へとシフトしていることを反映しています。
米利下げはほぼ確実:今後の注目点
1. 9月の利下げ後の追加利下げの回数と幅
2. 主要通貨ペアの重要レジスタンスレベル(ユーロ/ドル1.11台、ポンド/ドル1.315付近)
3. ドル円相場の140-150円レンジ内での動き
今後の為替相場見通し
本日は144.45円付近のサポートと145.50円付近のレジスタンスが注目されます。最近の乱高下を考慮すると、ポジションを減らし慎重な取引姿勢が推奨されます。また、本日発表予定の経済指標にも注意が必要です。
目次
0:00 今回のダイジェスト
0:32 米雇用者数の基準値改訂とドル円の反応
4:08 FOMC議事要旨:米利下げの可能性
5:45 市場の焦点はインフレから経済指標へ
7:13 米利下げはほぼ確実:今年の利下げ回数
8:32 今後の為替相場見通し
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外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
株式会社ADVANCE代表取締役 米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行で、20年以上にわたり、為替ディーラーとして活躍。現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨をはじめとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。また、海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。ブログ「YEN蔵のFX投資術」、メルマガ「YEN蔵の市場便り」で個人投資家に対して為替に関する情報を発信しており、人気を博している。
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