読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

金(ゴールド)は上昇基調が続く。米CPIに注目集まる (XAU/USD 市況と分析)2024/8/12

 

金

金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

※最新の金(ゴールド)レポートはコチラ

金(ゴールド)市場の値動き まとめ

8月9日、金相場は緩やかな上昇を続け、連続で値上がりしました。ニューヨーク商品取引所の12月限の金先物価格は、前日比10.10ドル(0.41%)高の1オンス2473.40ドルで取引を終えました。週間では0.15%の上昇となっています。

この動きの背景には複数の要因が絡んでいます:

1. 金融政策期待:米国の早期利下げ観測が金価格を押し上げる要因となっています。コリンズ・ボストン連銀総裁の発言が、9月の利下げ開始の可能性を示唆しているとの見方があります。

2. 金利動向:米国の長期金利の低下も金価格を支える要素となっています。

3. 経済環境:景気後退への懸念が、安全資産としての金の魅力を高めています。

4. 地政学的リスク:世界情勢の不安定さも、金の需要を下支えしています。

5. 市場のボラティリティ:金融市場全体の変動性の高まりが、金の価値を押し上げているとの分析もあります。

専門家の見解によると、これらの要因が複合的に作用して金価格を現在の水準に押し上げています。

一方で、グールズビー・シカゴ連銀総裁やシュミッド・カンザスシティ連銀総裁のタカ派的な発言は、年内の大幅利下げ期待に対して抑制的な影響を与えています。

市場参加者は、来週発表予定の7月の米消費者物価指数(CPI)を注視しています。この指標は今後の金融政策の方向性を占う上で重要な材料となるでしょう。

全体として、金市場は新たな材料を探りながら、やや上昇基調で推移しています。今後は経済指標や中央銀行の発言、地政学的リスクの動向が重要な要因となり、投資家はこれらを慎重に見守ることになりそうです。

最新の金(ゴールド)CFD 日足チャート

30分足チャート

金

日足チャート

金(ゴールド)日足チャート

金(ゴールド)CFDについて、テクニカル分析では、単純移動平均線(10日)が右肩上がりになる中、価格は移動平均線の上に位置した。また、相場の過熱感をはかるRSIは、基準の50と「買われすぎ」とされる70の間で推移している。
 ※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

 金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム

外為どっとコムのCFDについて

CFD(CFDネクスト)について|はじめてのCFDなら外為どっとコム

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

金(ゴールド)の上昇・下落変動要因

上昇要因

インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。

下落要因

インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。

 
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。