【ドル/円】短期トレンドが変化する可能性が点灯中。
直近の日足は、トランプ次期大統領候補や日本の閣僚の円安けん制発言を受けて、安値圏で引ける大陰線の出現となりました。この足が156.50以下で終えており、短期トレンドに変化が生じ始めています。週足の下値抵抗が156.40-50にあり、これを上抜けて越週すれば反発に転ずる可能性を残しますが、156.40以下で越週するか、156円割れで終えた場合は短期トレンドの変化が確定的となり、一段のドル下落に繋がり易くなります。上値を追い切れずに反落した流れにあるため、一段の下落リスクにより警戒が必要です。
短期トレンドは“ドル弱気”に変化し始めており、151~152円方向への一段の下落リスクが点灯中です。158.50超えに実体を戻して引けない限り、下値リスクが軽減されません。
ドル買いは様子見に転じます。ドル売りは156.50-60で戻り売り。損切りは157.10で一旦撤退です。
日足の上値抵抗は156.60-70,157.20-30,157.70-80に、下値抵抗は155.60-70,154.00-10にあります。
© 2024 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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