【ドル/円】“ドル強気”。上値余地を探る動きが継続。
直近の日足は小陽線で終え、小幅続伸して引けています。161.80-90の抵抗を実体ベースで上抜けきれていませんが、短期トレンドが強い状態を維持しており、160円台前半までの浅い調整下げを終えた可能性が生じています。一段の上昇に繋がる可能性がより高く、ドルの押し目買い方針継続とします。但し、6/4に付けた154.55を基点とする短期的なサポートラインの下値抵抗が159.50-60に位置していますが、これを割り込んで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。
本日は東京時間21:30に米CPIの発表を控えており、市場予想通りインフレの鈍化傾向が確認された場合は、ドル売りに繋がる場面がありそうです。しかし、円が独歩安の動きとなっており、ドル/円が159.50以下で終えるか、クロス/円、例えばユーロ/円が173円を割り込んで、短期トレンドに変化が生じない限り、下値余地も限られる展開となりそうです。
ドル買いは1日様子見か、160.60-70まで引きつけて。損切りは160.10で一旦撤退です。ドル売りは様子見か162.20に浅い損切りを置くなら161.80-90で軽く試し売り程度に。
日足の上値抵抗は161.80-90,162.30-40,162.80-90に、下値抵抗は160.90-00,160.60-70,160.30-40,159.50-60にあります。
© 2024 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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