日本人は逆張りが好き?ポジション情報をトレードに活用する!
動画配信期間
2024/6/1~
動画の概要・内容
元大手邦銀ディーラーとして様々な経験をしてきた戸田裕大氏と外為どっとコム総研の宇栄原研究員が「負けないFXトレーダーを育てる」をコンセプトにFXトレードの実力アップに役立つ情報をお伝えします。
■日本人の逆張り傾向
日本人は一般的にトレンドフォローよりも逆張り手法を好む傾向がある。
この背景には、「良いことは続かない、悪いこともある」といった日本人特有の考え方があるのでは。
例えば株式投資でも、上がっても必ず下がるだろうと考える人が多い。
FX市場においても同様の心理が表れ、レンジ相場での取引に適していると考えられる。
ただし、ドル円相場のように長期的な一方向のトレンドが続く場合、単純な逆張りでは利益をあげられない可能性がある。
■ポジション情報の活用
ポジション情報は、ショートやロングのタイミングを探るのに参考になる。
特にストップオーダーが集中しているポイントは、心理的な引力が働き、そこまでの値動きが続きやすい。
売りや買いの大きな壁となるオーダー集中ポイントも、取引の参考となる重要な情報。
ストップオーダーが少なく利食いオーダーが多い場合は、逆張り思考の表れであり、注意が必要。
経験則として、ストップオーダーの集中ポイントは心理的なサポート/レジスタンスとなりやすい。
■取引スタイルの選択
自身の思考傾向を理解した上で、適した通貨ペアやトレード手法を選ぶことが重要。
レンジ相場が得意な日本人には、ドル円などのレンジ相場がおすすめ。
一方で、トレンドフォロー型の投資家も増えているが、思考の転換には時間がかかる。
通貨ペアごとのトレンド特性を理解し、自分に合った戦略を見つけることが肝心。
目次
00:00 ポジション情報の活用
01:10 日本人は逆張り傾向が強い?
05:39 外為注文情報の見方
07:36 【PR】口座開設特別キャンペーン実施中
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代表を務めるトレジャリー・パートナーズでは専門家の知見と、テクノロジーを活用して金融マーケットの見通しを提供。その相場観を頼る企業や投資家も多い。 三井住友銀行では10年間外国為替業務を担当する中で、ボードディーラーとして数十億ドル/日の取引を執行すると共に、日本と中国にて計750社の為替リスク管理に対する支援を実施。著書に『米中金融戦争─香港情勢と通貨覇権争いの行方』(扶桑社/ 2020 年)『ウクライナ侵攻後の世界経済─インフレと金融マーケットの行方』(扶桑社/ 2022年)。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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