【日経平均】下値余地が拡がる可能性に注意。
直近の日足は安値圏で引ける陰線引けとなりました。またこの陰線が39,100～39,200円にあった強い上値抵抗にぶつかって押し戻されており、続落の可能性に注意が必要です。東京市場では38,400～38,500円の下値抵抗を守って終えていますが、海外市場で下落した流れを受けて下寄りのスタートとなることが予想され、4月に付けた36,733円を基点とする短期的なサポートラインから下抜けて始まる可能性が高くなっています。終値ベースで38,500円台を回復すれば“ダマシ”に終わる可能性を残しますが、日足の形状が悪化しており、一段の下落リスクにより警戒が必要です。38,000円も割り込んで終えた場合ﾊは37,200～37,400円ゾーンの下値抵抗をトライする動きへ。逆に、可能性が低いと見ますが、38,500円台を維持して終えれば上値トライの可能性を残します。上値抵抗は38,400～38,500円、38,750～38,850円、39,100～39,200円に、下値抵抗は38,100～38,200円、38,000±50円、37,500～37,600円、37,200～37,300円にあります。
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