動画で見通しを解説
S&P500、NYダウ:最新の見通し
■S&P 500の動向
- S&P500は現在5227ポイント付近で推移しており、5月に入ってから9日連続で陽線を形成している
- 5200ポイント台に明確に載せ、強気な状況を保っている
- 移動平均線は3本とも上向きで、強気のパーフェクトオーダー状態を維持している
- 目先の目標は史上最高値である5280ポイント台と大台の5300ポイント
■今後の見通し
- 今週は、米4月生産者物価指数、4月消費者物価指数、4月小売売上高など、重要イベントが続く
- これらの結果次第で、アメリカの利下げ開始時期に関する市場の思惑に変動があると、株価指数にも影響が出る可能性がある
- 現状では上昇基調が強まっているため、仮に反落しても、5200ポイント台を保つようであれば、それが押し目買いのポイントになる可能性がある
■テクニカル分析
- RSIが70ラインから下落し、さらに70ラインを割り込んでいることが気になる点
- ただし、9日連続の陽線で、そろそろ反落もあるのではないかという見方もあるが、現状では上昇基調が強まっている
■取引戦略
- 基本的には買い目線で考えていく
- 5200ポイントを割り込んでも、一時的ですぐに持ち直す動きも考えられるため、注意が必要
- 今日は動きが出にくいかもしれないが、様子を見ながら取引を行うことが重要
総じて、S&P500は5200ポイント台に明確に載せ、強気な状況を維持している。重要経済指標の結果次第では、さらなる上昇余地があると期待される。投資家は上昇基調を念頭に置きつつ、適切なタイミングでの取引を心がける必要がある。
S&P500 チャート分析①(日足)
S&P500 チャート分析②(4時間足)
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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