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大口投資家の動向は?「ドル/円  円ネットショート7週ぶりに減少 介入警戒で」【最新IMMポジション】2024/5/7

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート7週ぶりに減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットショート減少

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート7週ぶりに減少】
4月30日時点で円のポジションは、ドルに対して約16.8万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが大幅に取り崩されたことから、ネットショートは前週から約1.2万枚減少した。
期間中のドル/円相場は、日銀が金融政策の現状維持を決めたこともあり29日には34年振りとなる160円台へと急伸。ただ、その後政府・日銀による円買い介入と見られる動きがあり一時154.51円前後まで急落した。
本邦当局の為替介入への警戒感から、投機筋はこれまで積み上げてきた円ショートの一部を減らしたようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットショート減少】
4月30日時点でユーロのポジションは、ドルに対して約0.7万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが取り崩されたことで、ネットショートは前週から約0.3万枚減少した。
期間中のユーロ/ドルは、ドイツの景況感が11カ月ぶりの水準まで上昇したことなどを背景に一時1.0750ドル台まで上昇した。一方で、ユーロ圏のHICPが横ばいだったこともあって伸び悩んだ。
市場は欧州中銀(ECB)が次回会合(6月)にも利下げを開始することをすでに織り込んでいる。年内の追加利下げに関心が向かう中、投機筋の動きは持ち高調整の範囲内にとどまったと見られる。


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IMMポジション


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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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