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ドル円午前の為替予想、154円台の高値圏で「首吊り線」が出現 2024/4/22


午前の為替予想は… 154円台の高値圏で「首吊り線」が出現

作成日時 :2024年4月22日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

153.800-154.800円

前日の振り返りとドル円予想

19日のドル/円は荒い値動きながらも底堅く推移した。イスラエルがイランに攻撃を行ったとの一報が伝わると153.58円前後まで急落したが、リスク回避の円買いが一巡すると154円台を回復。イスラエルによる攻撃の規模は限定的で、イラン側も報復の計画はないと示唆したことが明らかになると、ほぼ寄引同値の154.60円台に値を戻して取引きを終えた。
日足(ローソク足)の型は長い下髭が目立つ、いわゆるカラカサだ。高値圏で出現したカラカサは「首吊り線」とも呼ばれ、上昇トレンド終了のシグナルと解釈されることもある。155円付近は、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感などから上値が重いと見られるだけに、再び153円台に下落する展開となってもおかしくないだろう。
ただし、日米の金融政策(日米金利差)という観点からは、ドル売り・円買いが強まる可能性は低いと言えそうだ。日銀は今週25-26日の金融政策決定会合でも、緩和的な金融政策を継続すると表明する公算が大きい一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は来週30-1日の連邦公開市場委員会(FOMC)で引き締め的な金融政策を当面維持する姿勢を示すと見られる。こうしたファンダメンタルズを無視して、ドル/円がテクニカル要因主導で大きく下落することは考えにくい。本日のドル/円は売り買い双方とも決め手を欠くと見られる中、154円台を中心にもみ合う展開が予想される。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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