■ドル/円:150円台を中心にもみ合いか
東京市場のドル/円は下値の堅い展開。前週末のNY市場の流れを引き継ぎ一時149.80円前台に弱含みました。しかし、その後は米長期金利の上昇や日本株の上昇を支えに150.30円台へと切り返しました。
●日経平均株価:40109.23円(+198.41円)
●TOPIX:2706.28ポイント(-3.14ポイント)
欧州市場では、150.40円前後まで上値を切り上げるも新規手掛かり材料に乏しく150.10円台へ押し戻されるなど伸び悩む展開となっています。
今週は、5日の米2月ISM非製造業景況指数を皮切りに6、7日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言、8日には米2月雇用統計など、明日以降に重要イベントが続きます。今夜だけは直接ドル/円に影響のありそうなイベントが予定されておらず、市場では様子見ムードが広がりやすいでしょう。引き続き150円を挟んで方向感のない展開が予想されます。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、10日線と20日線に挟まれて方向感のない値動きとなっています。そうした中で、RSIがやや上向きであることから底堅い値動きとなっていることが分かります。ただ、レンジ推移が続いていることから、高値・安値を更新してもそれほど動きが出ないことも考えられます。
ドル円 チャート分析(日足)
最新のドル円チャートはコチラ
米ドル/円 (USD/JPY)為替チャート・FXチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
■日経平均株価CFD:40000円で底堅い
日経平均株価CFDをテクニカル分析で見ると、前週末に40000円を終値で突破したことで同水準が下値支持となり底堅い推移となっています。そうした中で40300円台まで上値を切り上げました。このまま、上値を切り上げる動きを続けた際の目標値はE計算値で算出した41000円付近となりそうです。万一、40000円を割り込んだとしても10日線や39000円付近が下値支持と意識されそうです。
日経平均株価CFD チャート分析(日足)
最新の日経平均株価CFDチャートはコチラ
日本N225 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
この後の経済イベント
3/4(月)
20:30 ホルツマン・オーストリア中銀総裁講演
25:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
3/5(火)
08:30 日本2月東京都区部消費者物価指数
09:30 豪10-12月期経常収支
10:45 中国2月財新サービス業PMI
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
外為どっとコム「CFDネクスト」の魅力
外為どっとコムのCFDサービス「CFDネクスト」は、ひとつの口座で世界の株価指数や金・原油、米国株などのさまざまな商品に投資ができます。
取引手数料が無料
取引手数料が無料なので少ない保証金で取引を開始できます。
さらに銘柄によっては最大20倍のレバレッジがかけられるため、少ない保証金で効率よくお取引ができます。
ロスカット手数料は別途発生します。詳しくはこちら
「売り」から入ることもできる
「買い」だけでなく「売り」から入ることも出来るため、相場が下落して価格が下がった際にも利益を出すことができます。
「円」で取引できる
世界の様々な商品も、FXと同様に「日本円」のまま取引することができます。
お知らせ、キャンペーン
CFD取引デビュー応援キャンペーン|はじめてのFXなら外為どっとコム
CFD(CFDネクスト)について|はじめてのCFDなら外為どっとコム
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。