来週のドル円関連重要イベント
2月19日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。
2/19(月):
【日本】12月機械受注
2/20(火):
【アメリカ】1月景気先行指標総合指数
2/21(水):
【日本】1月貿易統計
【アメリカ】米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
2/22(木):
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数
【アメリカ】2月購買担当者景気指数(PMI、速報値)
【アメリカ】1月中古住宅販売件数
特に注目度が高いのは21日(水)の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨です。
21日(水)には、1月30日から31日にかけて開かれた米FOMCの議事要旨が公表されます。
1月の会合では4会合連続となる政策金利の据え置きが決定され、声明では今後の利下げ実施の可能性が示唆されたものの、パウエルFRB議長が3月の利下げは基本シナリオではないとの見解を示したことを受けてドル円は上昇しました。
利下げの開始時期が焦点となる中、今後の金融政策方針についてどのような議論があったのか、議事要旨の内容に注目が集まります。
今週13日に発表された米1月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったことで、ドル円は年初来高値を更新して大きく上昇しました。
その後の米1月小売売上高は予想を下回ったものの、好調だった年末商戦の反動や季節的な要因の影響との見方もあり、ドル売りの反応は一時的なものとなりました。
次回3月の米FOMCに関する市場予想では再び政策金利据え置きが決定されるとの見方が優勢となっており、当面円を売ってドルが買われやすい状況が続くことが予想されます。
ただし3月19日からの次回会合までに控える米2月雇用統計や米2月CPIといった重要指標の結果次第で見通しが変化する可能性もあるほか、ドル円の上昇が続けば本邦当局による円安けん制のトーンも強まることが予想され、相場への影響に注意が必要となります。
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