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ドル/円、148.80円台超えに再トライ!…米長期金利動向がカギとなるか(NY市場の見通し)2024/2/6

ドル/円、148.80円台超えに再トライ!…米長期金利動向がカギとなるか

東京市場のドル/円は、小安い展開。序盤から米長期金利が低下する中でドル売りがやや優勢となり午後には一時148.39円前後まで弱含みました。他方で厚生労働省(日本)が公表した2023年12月の毎月勤労統計によると、実質賃金は前年比-1.9%と21カ月連続のマイナス。2023年通年では-2.5%と2年連続でマイナスとなりました。ただ、円相場には特に影響はありませんでした。

●日経平均株価:36160.66円(-193.50円)
●TOPIX:2539.25ポイント(-17.46ポイント)

欧州市場に入ると、米長期金利が持ち直したことでドル買いに傾くと148.70円前後まで値を戻しました。

米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測の後退を背景とするドル買いは一巡しつつあるようです。今夜は特に注目のイベントが予定されていないこともあって、ドル/円は引き続き148.80-149.00円付近が上値抵抗として意識されやすいでしょう。海外市場でも上値の重い展開となる可能性がありそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、前日に148.89円前後と今年高値を更新するも148.80-149.00円の上値抵抗が意識されて伸び悩んでいます。ただ、上昇トレンド継続中のため大きく反落することは考えにくいでしょう。3本の移動平均線が密集しており方向感に欠ける値動きが続いていますが、引き続き底堅い相場展開が想定されます。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

2/6(火)
19:00 ユーロ圏12月小売売上高
22:30 カナダ12月住宅建設許可件数
26:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
27:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
27:00 米3年債入札(540億ドル)
28:00 コリンズ米ボストン連銀総裁講演
30:45 NZ10-12月期雇用統計

2/7(水)
09:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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