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来週の為替予想(ポンド/円 ユーロ/円) 「商業用不動産巡るリスク回避は警戒だが、方向性欠く展開か」ハロンズ FX 2024/2/4

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2024年2月2日 17時13分

商業用不動産巡るリスク回避は警戒だが、方向性欠く展開か

1月29日週のユーロ/円、ポンド/円はさえない展開

米金融機関の予想外の赤字決算を受けて、投資家のリスクセンチメントが後退しました。ユーロ/円は158.080円まで低下しました。また、ポンド/円は、利下げまでの距離が少し広がった英中銀金融政策委員会の結果を受けて買い戻される場面はあったものの、戻り売り意欲も強く185.234円まで下げ幅を拡大させました。(各レート水準は執筆時点のもの)

FXのライブ解説、米国商業用不動産の懸念と円高広がりを見せるか (2024年2月1日)

※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

どちらにレンジブレイク出来るか注目

日銀内部で政策修正に前向きな議論が醸成されつつある一方、ECBは今年前半に利下げに踏み切るのではとの思惑が交錯しています。日欧の金融当局の思考が逆向きになり始める中、ユーロ安・円高の流れは払しょくされづらく、ユーロ/円は上値の重さを意識した展開が続きそうです。発表される各地域のサービス部門PMIやユーロ圏の小売売上高がさえない結果となれば、ECBの早期利下げ観測への思いが深まって、ユーロ/円の下げ幅を広げる危険はありそうです。

ユーロ円はサポートラインとレジスタンスラインに挟まれて、ペナントの状態になっています。どちらにレンジブレイクしてくるかが、目先着目されます。限られた値幅での推移が続きそうです。

【ユーロ/円チャート 日足】

EUR/JPY日足チャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:EUR/JPY:157.500-161.500

英中銀はハト派化も利下げタイミングは後ずれ

英中銀は政策金利を5.25%に据え置いた金融政策委員会(MPC)で、1年後のインフレ見通しを3.1%から2.8%へ引き下げました。しかし、2年後は2.3%(前回は1.9%)、3年後は1.9%(前回は1.5%)へ上方修正して、インフレが今年いったん落ち着くものの、年末から来年にかけて再び強含む見通しを示しました。英国は利下げまでの距離が広がったようで、このことはポンドの下支えになると感じます。ただ、今回の声明文で、引き締めバイアスの文言が削除されており、結果的にはハト派化したと言え、ポンドの本格的な上昇も期待しづらく、ポンド/円は方向性が定まりづらそうです。

ポンド/円は、178.721円(1月2日安値)からの上昇幅の38.2%押しとなる185.026円付近で下げ渋る格好になっており、底堅さが感じられます。押し目買いスタンスを継続したいです。ただ、185.026円を維持できなければ、183.501円の日足一目雲上限付近でのサポート力を確かめに行く展開も考えられるため、ストップはタイト目に設定しておきたいと考えます。

【ポンド/円チャート 日足】

GBP/JPY日足チャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:GBP/JPY:183.000-189.000

2/5 週のイベント

2/5(月) 16:00 ドイツ 12月貿易収支
2/5(月) 18:00 ユーロ 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
2/5(月) 18:30 イギリス 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
2/5(月) 19:00 ユーロ 12月卸売物価指数(PPI)
2/6(火) 9:01 イギリス 1月英小売連合(BRC)小売売上高調査
2/6(火) 16:00 ドイツ 12月製造業新規受注
2/6(火) 18:30 イギリス 1月建設業購買担当者景気指数(PMI)
2/6(火) 19:00 ユーロ 12月小売売上高
2/7(水) 16:00 ドイツ 12月鉱工業生産
2/8(木) 9:01 イギリス 1月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数
2/9(金) 16:00 ドイツ 1月消費者物価指数(CPI、改定値)

一言コメント

2月1日と言えば、プロ野球のキャンプインです。寒い寒いと思って毎日を過ごしていますが、実は日一日と春が近づいているんですね。

 
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