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ドル円 当面はレンジトレードか|日銀は3月・4月に金融政策変更の可能性、FOMCは年内利下げもすぐではなさそう【マット今井 実践FXトレードのつぼ】2024/2/1

明日は米雇用統計、予想から大きくブレていなければ結局影響はあまりなくレンジ相場に【マット今井 実践トレードのつぼ】

収録日:2024/2/1

元邦銀ディーラーの今井雅人氏が現状の世界経済を詳細に分析し、今後の為替相場動向まで踏み込み見通しを示します。

時間がない方向け「ポイント要約」・日銀は3月、4月に金融政策変更の可能性
・FOMCは年内利下げもすぐではなさそう
・どんどん円安になるような状況ではなくなってきた
・マーケットは気迷い状態
・当面はレンジトレードが続く
 →ドル円は145円から148.50円ぐらいのレンジを想定

 

目次

0:00 今回のダイジェスト
0:18 相場振り返り 日銀・FOMC・ECB
2:12 ドル円見通し 当面はレンジトレード
3:52 メキシコペソの見通し 上昇困難に
4:18 足元のトレード戦略
5:09 【PR】口座開設特別キャンペーン

要約

相場振り返り 日銀・FOMC・ECB

この1~2週間、非常に相場が難しくなってきています。少し足元の材料を整理したいと思います。
まず、日銀の金融政策に関して、3月か4月ぐらいに「マイナス金利の解除」あるいは「イールド・カーブ・コントロール(YCC)の撤廃」が行われる可能性が高くなってきた、というお話はいたしました。
昨日はアメリカでFOMCがありました。政策金利変更はなかったんですけど、先行きについていくつかの示唆がありました。まず一つは、「今年中には利下げが行われる見込みである」と。ただし、「まだインフレが収まりきっていない。そして、雇用環境がまだ強いので、この推移をよく確認しながら時期については考える必要がある」と。つまり、現状の水準ではまだ利下げに踏み切るまでのところまでは行っていないということで、「3月の利下げの可能性はかなり低い」と、こういうような発言がありました。
これでかなり見えてきましたね。「日銀に関しては3月・4月に金融政策変更の可能性あり、FOMCに関しては年内に利下げをするけども、すぐではなさそうだ」。これがこの1~2週間で起きたことの整理です。
ECBに関しても、次の行動は利下げだという事は認めながらも、まだ少し早いなと。でも、春先ぐらいには利下げをする可能性はあるというようなニュアンスでした。
この辺のところを頭に踏まえながら、今後の相場展開を考えていく必要があります。

ドル円見通し 当面はレンジトレード

まず一つ、どんどん円安になるような状況ではなくなってきたということです。
アメリカに関しては非常に難しくて、昨日は3月の利下げはなさそうだという発言からドル円は崩れました。一方でユーロドルなんかは少しドル高になっているので、まちまちの動きになっています。金利も下がっているということで、余り理屈通りではないような動きになってきています。これは、マーケットがすごく迷っているということで、色んな環境が整ったんですけど、その上で今後どうなるのっていうのがちょっと難しいね、っていうような評価になっているので、こういった動きになってしまっているということだと思います。
実際、私もこうなると材料にするものがはっきりしないので、非常にやりにくいなということで、今頭を悩ませています。これだけみんなが気迷いになっているということは恐らく、レンジはどちらにも抜けることができずに、当面はレンジトレードが続くということになるんだと思います。
ドル円は146円前後までいきましたけど、145円台の半ばから146円ぐらいが底になって、148円台をしっかり上抜けていくことはなかなか難しい状況下になっていると思います。2円程度のレンジ、ちょっと広く見て3円ぐらい、145円から148.50円ぐらいのレンジを想定しておけばいいのではないかと思います。

メキシコペソの見通し 上昇困難に

クロス円も力尽きている感じがしますが、大きく崩れるかといったら、もう少し時間がかかると思うので、当面は方向感のないレンジ相場が続くのではないかなと思います。メキシコペソ円も8.5円台~8.6円台をウロウロしていますが、これも上昇していくには難しい感じになってきたかなというふうに感じています。

足元のトレード戦略

明日は米雇用統計があります。FRBが今後経済指標の様子を見て判断していくということですから、一つの材料になるでしょう。予想から大きくブレていなければ、結局影響はあまりなく、やはりレンジに入ってしまうということだと思います。
非常に難しい時期に入りましたが、レンジ相場だと割り切って、深追いをしないで、下がっているところを売り始めたら、早めに売りをやめてすぐ買いに回っていくなど、機動的な動きをする必要があります。そのためには、やっぱり事前に自分で「これぐらいのレンジ」ということを想定しながらイメージをしておくということが求められる時期に入ってくるのではないかなと思います。

株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。
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