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ドル/円、150円を試すのは来週?FOMCや米雇用統計などの注目指標が控える【来週の米ドル/円予想】 FX 2024/1/26

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

目次

▼最新のドル円相場は…日銀会合の決定を受け荒い値動きに
▼ドル円相場をテクニカル分析で確認…上昇トレンド継続中で本格的に150円を目指せるか
▼ターニングポイント…来週は米利下げ時期を巡りFOMCなどに注目
▼来週のイベント

💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):X(Twitter)
https://twitter.com/gaitamesk_ueha

最新のドル円相場は…日銀会合の決定を受け荒い値動きに

今週のドル/円は、146~148円台のレンジ推移となりました。序盤は日経平均株価がバブル後最高値を更新する中で148円を挟んで底堅く推移しました。23日に日銀が金融緩和政策の現状維持を発表すると一時円売りが強まるも植田日銀総裁の記者会見を受けて日銀が早ければ3月にもマイナス金利解除を行うとの観測が強まり146円台へ反落するなど荒い値動きとなりました。24日の米1月製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI)や25日の米10‐12月期国内総生産(GDP)・速報値が予想を上回る好結果となるも来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてトレンドが生じるような値動きとはなりませんでした。

60分足チャート



ドル円相場をテクニカル分析で確認…上昇トレンド継続中で本格的に150円を目指せるか

ドル/円の週足チャートを見ると、昨年1月・3月安値を起点とした上昇トレンドラインを下値支持に上昇基調が継続しています。安値を切り上げる中でアセンディングトライアングルを形成しているため今後は上限の151.90円台を試す動きになるか注目です。足元では先週高値付近の148円台後半で伸び悩んでいますが、26週移動平均線を下値支持に下ヒゲを伸ばして底堅い推移となっています。同高値を突破するようだと本格的に150円台を視野に入れた展開となりそうです。ちなみに上昇トレンドが継続した上での上値メドは、昨年7月安値から11月高値への上昇幅をN計算値で算出した際の154.94円付近となりそうです。なお、反落したとしても上昇トレンドラインを下抜けない限りは底堅い推移が続きそうです。

週足チャート

ターニングポイント…来週は米利下げ時期を巡りFOMCなどに注目

ドル/円の日足チャートを見ると、一目均衡表の転換線が下値支持となる中で26日先の雲がねじれています。ねじれは相場の変化ポイントを示すともいわれています。また、雲を形成する先行スパン1が先行スパン2を上抜けていることから再び上昇の勢いが強まる可能性も考えられます。そうした中、来週の注目は30‐31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)です。市場では3月利下げ観測がくすぶっているため声明やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見から利下げ観測が後退するようだとドル買いが強まるかもしれません。その他、米1月ISM製造業景況指数や米1月雇用統計の発表が控えるなど重要な1週間となりそうです。トレードで重要なことは、トレード出来る環境を持っておくことです。今が買い場と判断してもトレード環境が整っていなければチャンスを逃してしまいます。チャンスは自ら捕まえに行くものと意識して、思い立ったらすぐに注文が出せるように、準備を行っておきましょう。

日足チャート

来週の重要イベント

1/30☆独10-12月期GDP・速報値
1/30☆ユーロ圏10-12月期GDP・速報値
1/30◎米1月消費者信頼感指数
1/30◎米12月JOLTS求人件数
1/31◎日銀金融政策決定会合における主な意見(1月22-23日分)
1/31☆豪10-12月期消費者物価指数
1/31◎豪12月消費者物価指数
1/31☆中国1月製造業PMI
1/31☆中国1月非製造業PMI
1/31☆独1月消費者物価指数・速報値
1/31☆米1月ADP全国雇用者数
1/31◎米10-12月期雇用コスト指数
1/31☆FOMC政策金利
1/31☆パウエルFRB議長記者会見
2/1☆中国1月財新製造業PMI
2/1☆ユーロ圏1月消費者物価指数・速報値
2/1☆BOE政策金利
2/1☆MPC議事要旨
2/1☆BOE金融政策報告書
2/1☆米新規失業保険申請件数
2/1☆米1月ISM製造業景況指数
2/2☆米1月雇用統計
☆特に重要 ◎重要 ※カレンダーにないイベントも掲載することがあります

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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