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ドル円午前の為替予想、日米金融政策巡る思惑で不安定な値動き 2024/1/25


午前の為替予想は… 日米金融政策巡る思惑で不安定な値動き

作成日時 :2024年1月25日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

146.500-148.200円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は一時146円台に下落した。前日の日銀金融政策決定会合を受けて早期のマイナス金利解除観測が広がる中、本邦長期金利が上昇。円を買い戻す動きが強まると148.00円、147.00円の節目を相次いで下抜けて146.65円前後まで下落した。ただ、その後は米12月購買担当者景気指数(PMI)の好結果などを背景にドル買いに傾くと147円台を回復。前日比0.6%安の147.50円前後で取引を終えた。
市場は、日銀が早ければ3月にもマイナス金利の解除に踏み切るとの観測を強める一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は3月の利下げ開始を見送るとの見方に傾きつつある。こうした日米金融政策を巡る思惑がドル/円相場の不安定な値動きを助長しているようだ。本日も、まずは本邦長期金利の動向が注目される。なお、10年債利回りは昨日、一時0.74%前後まで上昇して約1カ月半ぶりの高水準を付ける場面もあった。海外市場では米10-12月期国内総生産(GDP)・速報値が注目されそうだ。米国景気の底堅さが改めて示されると予想されており、市場の3月利下げ観測を一段と後退させることになるか、結果と米長期金利の反応を見極めたい。ドル/円は本日も、日米双方の長期金利を睨んで不安定な値動きになりやすいだろう。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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