
このレポートでは、メキシコペソとアメリカ経済や日本円との為替レートの動き、メキシコペソの見通し、そしてその影響を受ける可能性のある要因について詳しく解説します。
執筆:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
X(Twitter): https://twitter.com/KandaTakuya
メキシコ中銀、高金利維持のスタンスを堅持
メキシコ中銀は先週14日、政策金利を6会合連続で11.25%に据え置いた。声明では「メキシコ経済は引き続き成長しており、労働市場も堅調だ」とした上で「インフレ率を目標(3%±1%ポイント)に戻すために政策金利を当面、現行水準に維持する必要がある」と改めて表明。これを受けて、一部にくすぶっていた早期利下げ観測はやや後退した。
日銀会合(19日)がペソ/円相場の2023年最後のビッグイベントに
メキシコペソはこの日、中銀がタカ派スタンスを維持したとの見方から対ドルで上昇。しかし、対円ではドル/円が一時141円台を割り込んだ影響などから下げを埋めきれなかった。ペソ/円は週明け18日の東京市場でも8.2円台で上値の重い動きとなっている。日銀が19日の金融政策発表でマイナス金利解除などの地ならしを行うとの観測がくすぶっており、高金利のペソに対しても円売りを手掛けにくい地合いのようだ。19日の日銀発表が、足元のペソ/円相場の行方を左右する2023年最後のビッグイベントとなりそうだ。
メキシコペソ/円 日足チャート

【キャンペーン】
【高金利通貨特集】「メキシコペソ/円」 ページはこちら
【最新チャート】「為替チャート|メキシコペソ/円(MXNJPY)|60分足」はこちら
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。
