2023年12月14日
【ドル/円】：上値余地が限られる展開続く。新たな下落リスクに要注意。
ドル/円は大陰線の出現となり、この足が144円割れを見て下値リスクが高い状態に戻しています。パウエルFRB議長が利下げの可能性を示唆したことでドル全面安となっています。ドル/円は、12/11に付けた146.59で戻り天井を確認した可能性が生じており、一段の下落リスクに要注意。 141.50-60の抵抗を下抜けた場合は140円方向への新たな下落リスクが点灯します。短期トレンドは144.60-70の抵抗を上抜けて終えれば、下値リスクが若干後退しますが、147円台を回復して終えない限り、“ドル強気”の流れに変化しません。 ドル買いは様子見です。ドル売りは143.10-20で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を143.70-80まで見て置く必要があります。損切りは144.20で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は143.10-20，143.70-80，144.10-20に、下値抵抗は142.50-60，142.00-10，141.50-60，140.30-40にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる展開。戻り売り。
ユーロ/円は安値引けの陰線となり、この足が155.50を割り込んで終えており、下値リスクが高い状態に戻しています。157円台に乗せて終えない限り、短期トレンドは変化しません。買いは様子見です。売りは155.50-60で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を156.10-20まで見て置く必要があります。損切りは156.30で一旦撤退。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続伸し、日足の形状は改善していますが、1.0880-90に週足の抵抗が、また1.0960-70に日足で見た強い抵抗が控えており、これらをしっかり上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは1日様子見です。売りは様子見か1.0970に損切りを置くなら1.0920-30まで引き付けて軽く売り向かい。上値抵抗は1.0880-90，1.0920-30，1.0940-50，1.0960-70に、下値抵抗は1.0840-50，1.0800-10，1.0780-90にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。
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