午前の為替予想は… 買い戻し続く 米CPIは下ブレに注意
作成日時 :2023年12月12日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 研究員 中村勉
ドル円予想レンジ
145.300-146.800円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで前営業日から約1円20銭上昇。「日銀が今月の金融政策決定会合でマイナス金利解除を急ぐ必要がほとんどない」という関係者筋の話が伝わったことで円売りが強まった。
本日は、NY市場で米11月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場予想は総合が前年比+3.1%、コアが前年比+4.0%と、総合CPIは10月の+3.2%から鈍化する一方、コアCPIは前月から横ばいの見込みだ。
米金利市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が来年の早い時期に利下げを開始するとの見通しが広がっている。米11月CPIの結果を受けた市場の変化に注目したい。
もっとも明日は米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えている。FOMCの内容を見極めたいとの思惑から米11月CPIの結果がドル/円相場に与える影響は一時的となりそうだ。
今朝 最新のドル/円チャート
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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