【ドル/円】：下値余地が限られる可能性。

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2023年12月6日

ドル/円は、直近の日足が実体の小さい陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えていますが、下値トライにも失敗しており、反発に転ずる可能性を残しています。また、3月に付けた129.64を基点とする中期的なサポートラインを守っており、146円割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。現状は上値を切り下げる流れに変わりなく下値リスクにより警戒が必要です。 148.50-60の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”に変化、149.10-20を上抜けて終えれば下値リスクが若干後退します。逆に146円割れで終えた場合は145.00以下の下値抵抗をトライする動きへ。ドル買いは様子見か146.40に損切りを置くなら146.90-00で軽く押し目買い。売りは148.00-10の戻り待ちとします。上値余地を148.20-30まで見て置く必要があります。損切りは148.60で一旦撤退です。日足の上値抵抗は148.00-10，148.50-60，149.10-20に、下値抵抗は147.00-10，146.40-50，145.00-10±10銭にあります。

【ユーロ/円】：上値の重い展開続く。

ユーロ/円は陰線引けとなり前日の上げ幅を失っています。また159円台を維持出来ずに終えており、一段の下落リスクに注意が必要です。158.00±10銭に強い抵抗がありますが、割り込んで終えた場合は155円方向への新たな下落リスクが生じます。買いは様子見です。売りは159.30-40で戻り売り。損切りは160.10で一旦撤退です。上値抵抗は159.30-40，159.60-70，160.10-20に、下値抵抗は158.50-60，158.00±10銭、157.70-80，157.10-20にあります。161円台を回復して引ければ“ニュートラル”な状態に戻します。

【ユーロ/ドル】：下値リスクが点灯中。

ユーロ/ドルは5手連続陰線引けとなり上値を切り下げています。また、直近の陰線が1.0800-10の抵抗を下抜けて終えており、下値リスクが点灯中です。1.0720～1.0660ゾーンの足元を固め直す動きが強まる可能性が生じており、買いは様子見に転じます。売りは1.0840-50で戻り売り。損切りは1.0890で撤退です。上値抵抗は1.0820-30，1.0840-50，1.0870-80に、下値抵抗は1.07450-60，1.0720-30，1.0690-00にあります。短期トレンドは “ニュートラル”な状態ですが、1.0600を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となります。