
ドル/円、149円台で底堅い…NY市場はほぼ祝日で動意薄の展開か
東京市場のドル/円は、じり安の展開。新規材料に乏しい中、149.70円台で伸び悩むとドル売り・円買いに傾き一時149.20円前後まで弱含みました。
ただ、欧州市場に入ると米長期金利が上昇したことで149.60円台まで持ち直しました。また、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円などのクロス円は本日高値を更新しました。
今夜は、米11月製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI)が発表されます。市場予想はサービス業PMIの50.3に対し、製造業PMIは49.9と好不調の分岐点50.0を割ると見られています。どちらも前回(50.6、50.0)から低下予想ですが、特に製造業PMIの結果に注目が集まりそうです。なお、本日のNY市場は米感謝祭の翌日で株式・債券が短縮取引となるため、為替相場も休暇モードとなる可能性があります。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、80日移動平均線を下値支持に反発すると転換を示唆する下ヒゲ陽線(ピンバー)が形成されました。翌日も上昇して陽線となったことで底堅さが見受けられます。ただ、昨日に続き本日も十字線(執筆時点)が出現し動意薄の展開となっています。そのため149円台で方向感に乏しい展開が続く可能性があります。
ドル円 日足チャート

この後の経済イベント
11/24(金)
19:00☆ラガルドECB総裁講演
21:00 メキシコ7-9月期GDP・確定値
22:00 デギンドスECB副総裁講演
22:30 カナダ9月小売売上高
23:45☆米11月製造業PMI・速報値
23:45☆米11月サービス業PMI・速報値
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。
