【ドル/円】：調整下げ局面入り。

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2023年11月21日

ドル/円は3手連続陰線引けとなり上値を急角度で切り下げています。2手前の陰線が調整下げ局面入りしており、一段の下落リスクが点灯中です。一方で148.00以下に強い下値抵抗が控えており、上下動を繰り返しながら下値を模索する展開が予想されます。短期トレンドは150.50-60の抵抗をクリアすれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、151.70超えで終えるまでは“強気”に変化しません。また、145.80以下で終えた場合や145円割れで越週した場合は新たな下落リスクが点灯します。ドル買いは様子見です。ドル売りは149.50-60の戻り待ちとします。損切りは150.10で撤退です。日足の上値抵抗は149.50-60，149.90-00，150.50-60に、下値抵抗は148.00-10，147.40-50，146.50-60にあります。

【ユーロ/円】：調整下げの動き。

ユーロ/円は続落し、上値を切り下げています。162.00-10の下値抵抗を実体ベースで守っており、また、10/3に付けた154.46を直近安値として下値を切り上げる流れを維持していますが、日足の形状が悪化しており、下値リスクがやや高い状態です。買いは様子見か160.40-50まで引きつけて。損切りは159.80で撤退です。売りは162.70-80で戻り売り。上値余地を163.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは163.30で一旦撤退です。上値抵抗は162.70-80，163.10-20，163.50-60に、下値抵抗は162.00-10，161.40-50，160.90-00，160.40-50にあります。164円台に実体を戻して引けるまで下値リスクがより高い状態です。

【ユーロ/ドル】：押し目買い。

ユーロ/ドルは小幅続伸し上値余地を探る動きに繋げています。買いは1.0880-90で押し目買い。損切りは1.0830で撤退です。売りは様子見か1.1040-50の吹き値があれば売り向かい。損切りは1.1090で浅めに撤退です。上値抵抗は1.0970-80，1.1010-20，1.1040-50に、下値抵抗は1.0910-20，1.0880-90，1.0830-40にあります。短期トレンドは1.0740-50の抵抗を下抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.0600を割り込んで終えない限り、“弱気”に変化しません。