ドル安中南米通貨高優勢=メキシコペソ
1日の中南米市場はFOMC前からドル売り中南米通貨買いが目立った。米債利回りが、来週行われる四半期定例の入札規模が予想ほど大きくなっていなかったことで低下(債券価格が上昇)、金利差縮小懸念後退がドル売りを誘った。また、中東情勢緊迫化を受けた原油高が産油国コロンビアペソやメキシコペソの買いを誘った。
FOMCはほぼ想定通りであったが、その後の会見でパウエル米FRB議長はやや慎重姿勢を見せたとの印象があり、ドル売りが強まった。
ドルメキシコペソは東京午後からロンドン朝にかけての1ドル=18.07ペソ台での動きから、NY午前に17.90前後まで下げ、さらにFOMC前後からの下げで17.75前後までのドル安ペソ高となった。対円でもドル円の下げにもかかわらず上昇し、東京市場の8円37銭台から8円50銭を付けている。
USDMXN 17.797 MXNJPY 8.485
(配信:みんかぶFx 2023/11/2(木) 7:00)
ドル人民元は落ち着いた動き続く=中国人民元
ドル人民元は7.31台後半推移が続いている。当局の元安警戒が7.32超えで強まると見られ、上値を抑える一方、ドル高元安基調が継続する中で下がるとドル買いが出る流れとなっている。
USDCNY 7.3168
(配信:みんかぶFx 2023/11/2(木) 10:46)
SEK安の流れ少し落ち着く=スウェーデンクローナ
7月から9月にかけてのドル高クローナ安が、先月は少し落ち着き、10月末近くには1ドル=11.08クローナ前後までドル安クローナ高となった。その後第3四半期スウェーデンGDPの弱い結果もあり、クローナ安基調に復し、11.24を付け、9月に付けた直近高値11.27に迫ったが、その後は売りが強まっている。ドル高全般の調整などが重石。
対円では13円35銭台から13円60銭に迫った後、13円42銭台と円安進行の中で重くなっていたが、13円50銭台を回復など少しクローナ買いが出ている。
USDSEK 11.143 SEKJPY 13.491
(配信:みんかぶFx2023/11/2(木) 10:57)
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