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ドル/円、150円台に定着なるか?今夜は米9月PCEデフレーターに注目集まる(NY市場の見通し)2023/10/27

ドル/円、150円台に定着なるか?今夜は米9月PCEデフレーターに注目集まる

東京市場のドル/円は、じり安の展開。日本政府・日銀による円買い介入への警戒感がくすぶる中、週末を控えた持ち高調整と見られる動きで朝方の150.40円台から150.00円台へと弱含みました。

今夜は、米9月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)が発表されます。市場予想は前年比+3.4%、PCEコア・デフレーターが前年比+3.7%と前回(+3.5%、+3.9%)からやや鈍化すると見られています。米連邦準備制度理事会(FRB)が重要視しているインフレ指標だけに結果次第では今後の金融政策の方向性に影響を与える可能性があります。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10日移動平均線が下値支持となる中、10・20・80日移動平均線が上向きで上昇トレンドが継続しています。RSIが下向きとなり足元の上昇の勢いが減速していることがやや気がかりです。ただ、150円台を保つようだと再び上昇に転じる可能性があります。また、150円を割り込んだ場合は10日線や20日線が下値支持と意識されているため149円台で底堅い推移となりそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

10/27(金)
21:00 メキシコ9月貿易収支
21:30 米9月個人所得
21:30 米9月個人消費支出
21:30☆米9月PCEデフレーター
22:00 バーFRB副議長講演
23:00 米10月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

10/30(月)
09:30 豪9月小売売上高

※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

今日の注目トピック

ドル/円が一時150.78円前後まで上伸し年初来高値を更新したことで、再び政府による円安けん制が相次いでいます。本日は鈴木財務相が「引き続き強い緊張感を持って万全の対応を行う」「為替はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要で、過度の変動は望ましくない」と述べました。内容はこれまでとさほど変わっていませんが、政府は円安への警戒度を高めていることでしょう。また、来週10月31日には日本外国為替平衡操作の実施状況(9月28日-10月27日)が公表されます。10月3日、150円突破後に約3円ほど急落したのが円買い介入だったのか注目が集まります。仮に円買い介入だとすると市場の円買い介入への警戒度が増す可能性があります。

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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