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ドル/円、米9月小売売上高に注目集まる…150円を突破する力はあるのか(NY市場の見通し)2023/10/17

ドル/円、米9月小売売上高に注目集まる…150円を突破する力はあるのか

東京市場のドル/円は、15銭程度のレンジ内で小動き。米長期金利が上昇する中で一時、149.63円前後まで強含むも、本邦当局による円買い介入への警戒感から伸び悩む展開となっています。 欧州市場に入っても149.60円台でもみ合う相場状況が続いています。

今夜は米9月小売売上高に注目が集まります。市場予想は前月比+0.3%、自動車を除いた前月比は+0.2%と前月(+0.6%、+0.6%)から減速すると見られています。予想を下回ればドル売り、上回ればドル買いの素直な反応が見込まれますが、強い結果となった場合でも本邦当局による円買い介入警戒感を払拭して150円台に上伸できるかは不透明でしょう。

ドル円をテクニカル分析で見ると、20・80日移動平均線が上向きを維持するも10日線が横向きで直近の値動きに方向感がないことが分かります。またRSIが横向で推移、MACDが0ライン上ではありますが下落傾向であることから上値の重さがうかがえます。先週13日から149円台後半を上値に伸び悩む展開が続いています。149円台で底堅い値動きが続くも150.00円に近づくと上値の重さが目立ちそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

10/17(火)
21:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
21:15 カナダ9月住宅着工件数
21:30 カナダ9月消費者物価指数
21:30☆米9月小売売上高
22:15☆米9月鉱工業生産
22:20 ボウマンFRB理事講演
23:00 米10月NAHB住宅市場指数
23:00 センテノ・ポルトガル中銀総裁講演
23:45 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
26:00 デギンドスECB副総裁、ホルツマン・オーストリア中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁講演
29:00 米8月証券投資
----- 米ゴールドマン・サックス7-9月期決算

10/18(水)
06:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

今日の注目トピック

本日、英6-8月賃金が前年比+8.1%と予想(+8.3%)を下振れる結果となりました。明日は英9月消費者物価指数(CPI)が発表されます。市場予想は前年比+6.6%、コア前年比+6.0と前回(+6.7%、+6.2%)から鈍化すると見られています。昨日、英中銀(BOE)のピル金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミストは「インフレ率を2%に戻すためにはまだやるべきことがある」などと述べました。BOEによる利上げ再開を巡るうえで明日の英9月CPIに注目が集まりそうです。

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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