2023年10月5日
【ドル/円】：反発余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ドル/円は値幅の小さい足で終えており、方向性を示すものではありませんが、7/28に付けた138.07を直近安値として下値を切り上げて来た流れから若干外れた位置で終えており、上値余地が限られる展開が予想されます。日足の上値抵抗が149.80-90にありますが、149.90超えで終えれば“ドル強気”の流れに戻して150円超えの抵抗をトライする動きが強まり易くなります。逆に、147.50を割り込んで終えた場合は調整下げの流れが継続して146.40～146.60以下の下値抵抗の強さを確認する動きへ。 ドル買いは1日様子見か147.70-80の押し目があれば買い狙い。損切りは147.40で撤退です。売りは149.40-50で戻り売り。損切りは150.00で撤退です。 日足の上値抵抗は149.50-60，149.80-90，150.20-30，151.10-20に、下値抵抗は148.30-40，147.70-80，146.50±10銭にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。
ユーロ/円は小陽線で続落を食い止めています。上昇エネルギーの強いものではありませんが、156.50超えで終えたことや、前日の陰線が強い下値抵抗に跳ね返されており、調整下げが終了した可能性があります。但し、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、158円台に実体を戻すまでは下値リスクを残します。買いは155.10-20まで引きつけて。損切りは154.40で撤退です。売りは浅い損切りが付いたので1日様子見か157.10-20で戻り売り。損切りは157.80で一旦撤退です。上値抵抗は157.10-20，157.60-70，158.00-10に、下値抵抗は156.00-10，155.70-80，155.10-00，154.50-60にあります。158円台に乗せて終えれば下値リスクが後退、159円台に乗せて終えれば“強気”に変化します。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小陽線で終え続落を食い止めています。トレンドは弱いままですが、強い下値抵抗ゾーンにあるので売りも慎重に。買いは様子見か、1.0470-80まで引きつけて。損切りは1.0440で浅めに撤退です。売りは1.0530-40で再度戻り売り。損切りは1.0580で撤退です。上値抵抗は1.0530-40，1.0560-70，1.0590-00に、下値抵抗は1.0470-80，1.0450-60，1.0400-10にあります。短期トレンドは1.0650超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.0730-40の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。
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