2023年9月22日
【ドル/円】：押し目買い方針継続。
ドル/円は反落。トレンドの変化は認められませんが、148.40-50の日足の抵抗にぶつかっており、これを上抜けて来ないと上値余地も拡がり難いでしょう。 今日は日銀金融政策決定会合後の植田日銀総裁の記者会見で、金融緩和継続姿勢維持を表明するのか、或いは早期マイナス金利解除の可能性を示唆するのかが注目されています。 148.80-90の抵抗を上抜けて終えれば一段のドル上昇へ。逆に146円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化します。 ドル買いは1日様子見か、147.00-10で押し目買い。損切りは146.30で一旦撤退です。売りは様子見か148.20-30まで引きつけて。損切りは148.70で撤退です。 日足の上値抵抗は147.90-00，148.20-30，148.80-90に、下値抵抗は147.40-50，147.00-10，146.40～146.60，146.00-10にあります。
【ユーロ/円】：下値リスクを残した状態。上下の抵抗に引き続き注意。
ユーロ/円は前日足から下寄りのスタートとなり、陰線引けとなりました。157.00-10の下値抵抗に跳ね返されましたが、上値を切り下げる流れから上抜けておらず、下値リスクを残した状態です。買いは様子見か156.80-90で押し目買い。損切りは156.30で一旦撤退です。売りは157.90-00で戻り売り。損切りは158.50で撤退です。上値抵抗は157.90-00，158.30-40，158.80-90，159.30-40に、下値抵抗は157.00-10，156.80-90，156.00-10にあります。全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。159.30超えで終えれば下値リスクが後退します。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線引けとなりました。前日足とは逆に下値トライに失敗した形となったことから反発余地が若干拡がる可能性があります。トレンドがまだ弱いので買いは様子見か1.0630-40で軽く押し目買い。損切りは1.0580で撤退です。売りは1.0720-30の戻り待ちとします。損切りは1.0770で撤退です。上値抵抗は1.690-00，1.0730-40，1.0770-80に、下値抵抗は1.0630-40，1.0590-00，1.0560-70にあります。1.0850超えで終えれば短期トレンドが変化します。1.05台から厚くなる下値抵抗にも注意が必要です。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
