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ドル円午前の為替予想、本邦長期金利の動向に注目!入札結果次第で「円買い」に動く!? 2023/9/12


午前の為替予想は… 本邦5年債入札後の金利動向に注目

作成日時 :2023年9月12日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

145.500-147.500円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は一時145円台後半へと下落。週末9日に植田日銀総裁が「賃金上昇をともなう持続的な物価上昇に確信が持てる段階になれば、マイナス金利の解除も含めていろいろなオプションがある」との見解を示したことで円買いが強まった。前週終値から約1円安い146円台後半で取引が始まると、その後も断続的に下値を切り下げて今月1日以来の145.90円前後まで下落した。売り一巡後は146.90円台に戻す場面もあったが買い戻しは続かず146円台半ばで取引を終えた。20日移動平均線や日足一目均衡表の転換線が位置する146円台前半がひとまずサポートとなったが、引き続き下値警戒感がくすぶっている。
本日は本邦長期金利の動向にあらためて注目したい。植田日銀総裁の発言を受けて昨日の10年債利回りは9年ぶりに0.70%台まで上昇。金利先高観が強まる中で本日の5年債入札(12時35分)は需要が読みづらく、仮に不調に終わるようだと長期金利に一段の上昇圧力がかかると見られ、円買いを誘発しそうだ。一方で、長期金利が急ピッチで上昇すれば日銀が「臨時オペ」を発動して上昇を抑えるとの見方もある。そうなれば一転して円売りに傾くことも考えられる。本日のドル/円は本邦債券市場の動向と日銀の対応を睨んで不安定な動きが続きそうだ。

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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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