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日銀が口先介入？ドル円一時145円台、146円後半には売り並ぶ
本日アジア時間から、ロンドン時間にかけてのドル/円は下落。読売新聞が９日に報じた植田和男日銀総裁のインタビュー記事が、早期の金融正常化観測を高めたことで、早朝から円買い戻しが優勢に。東京昼頃に14日に日銀が共通担保オペを実施するとの発表に146.40円付近から146.700円付近へ戻す場面もあったが、中国人民銀行が「人民元安を増幅させるような行動に対して必要な措置を講ずる」との声明を出すと、今度はドル安主導で145.896円まで下げ幅を広げた。その後、欧州株が続伸して始まるとドル/円は146円半ばへ切り返した。
現状レベルの上側、146.700円～147.100円に断続的に売りが並んでいるほか、146.700円にストップ買いが観測される。一方、下方向は146.200円に少額の買いが観測されるほか、146.300円、146.400円～146.500円にストップ売りが確認できる。今晩のドル円は、米イベントがない中で146円後半に並ぶ個人投資家の売りをこなしながらどこまで戻りを試せるか注目される。
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