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ドル/円、145円台で底堅く推移...欧米の長期金利や株式市場の動きをにらんだ展開(NY市場の見通し)

ドル/円、145円台で底堅く推移...欧米の長期金利や株式市場の動きをにらんだ展開

東京市場のドル/円は方向感に乏しい値動き。中国人民元の下落でドル買いが強まると145.63円前後まで強含む場面もありましたが、すぐに145円台前半に押し戻されるなど決め手を欠く展開となりました。

今夜は、ドル/円に直接影響のあるイベントは予定されていません。欧米の長期金利や株式市場の動きを睨んだ値動きとなるでしょう。足元のドル/円は、10日移動平均線を下値支持に145円台前半で下げ渋っています。上昇基調に変化はないと見られ、仮に10日線を下抜けた場合でも144円台後半では日米金利差を意識した押し目買いにより底堅く推移しそうです。

また、今週は24日‐26日にカンザスシティー地区連銀がワイオミング州ジャクソンホールで開催する経済シンポジウム(=ジャクソンホール会議)に関心が集まっています。特に25日22時05分からのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演に注目です。FedWatchによると現時点で9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では約11%、11月FOMCで約32%程度が25bp利上げの折り込みとなっておりいずれも利上げを見込む割合は低いです。つまり、利上げ打ち止めの可能性が高い状況にあります。そうした中で、パウエルFRB議長の講演から金融政策スタンスに影響を及ぼす発言があるか探ることになるでしょう。

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外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 宇栄原宗平
外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。