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ドル/円:上値トライの動きが継続。142~144円ゾーンに強い上値抵抗あり。140円割れで終えた場合は再び下値リスクが点灯。



 

ドル/円:上値トライの動きが継続。142~144円ゾーンに強い上値抵抗あり。140円割れで終えた場合は再び下値リスクが点灯。

直近の日足は寄付き安値の大陽線で終え、実体をしっかりと140円台に乗せており、短期トレンドを“ドル強気”の流れに戻している。今週も上値余地を探る動きが継続すると見られるが、142~144円台に強い上値抵抗が散在することや、6/30に付けた145円07銭が戻り天井であった可能性もあり、144.80-90の抵抗を上抜けて145円台に実体を乗せて終えるまでは、上下動を繰り返す可能性が高いと見られる。また、上値トライに失敗して140円を割り込んで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。日足の上値抵抗は142.00-10,143.10-20,144.00-10,144.40-50,144.80-90に、下値抵抗は141.30-40,140.30-40,139.90-00にある。21日移動平均線は141.95に位置しており、これを上抜け切れていないが、120日、200日線は136.68と136.92にあり、中期トレンドをサポートしている。 一方直近の週足を見ると、前週の大陰線の値幅の大部分を切り返す大陽線で終えており、この陽線が3月に付けた129.64を基点とするサポートラインを再び上抜けている。反転、上昇の流れの中にあり、今週も上値余地を探る動きが継続しよう。一方で、昨年10月に付けた151.95と6月に付けた直近高値145.07を結ぶレジスタンスラインが今週は144.20-30に位置しており、続伸した場合でもこれを上抜け切れない可能性に注意する必要がありそうだ。また、今週の週足ベースで見た下値抵抗が140.20-30にあるが、これを下抜けて越週した場合は、再び下値リスクが高くなるので注意したい。さらに138.80以下の越週か、日足が138.50以下で終えた場合は新たな下げエネルギーを得て135円方向への下落幅拡大の可能性に注意が必要となる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、142.10-20,143.50-60,144.20-30に、下値抵抗は140.80-90,140.20-30,138.70-80にある。31週、62週移動平均線は、135.49と136.91に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル買いは141.30-40で押し目買い。損切りは140.90で浅めに一旦撤退。これが付いた場合は140.20-30で再度押し目買い。この場合の損切りは139.70で撤退。売りは今週いっぱい様子見か144.40-50まで引きつけて。損切りは145.20で撤退。 上値は、141.90-00,142.20-30,142.70-80,143.10-20,143.50-60,143.90-00,144.10-20,144.40-50,144.80-90に強い抵抗があるが、上下動を繰り返しつつどこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。下値は、141.30-40に軽い抵抗が、140.90-00,140.50-60,140.20-30,140.00±10銭にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、139.80以下で終えた場合は下値リスが点灯、139円を割り込んで越週するか、日足が138.50以下で終えた場合は、“ドル弱気”に変化して135円方向への新たな下落リスクに注意が必要となる。

ドル/円【日足】期間:2022/11/17~2023/07/21(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


 
ドル/円【週足】期間:2020/06/05~2023/07/21(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

 

ユーロ/円:上値余地を探る動き。158.50-60の抵抗をクリアすれば新たな上昇トレンド入りの可能性が点灯。156円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、154.50以下で終えた場合は“ユーロ弱気”に変化

直近の日足は寄付き安値の陽線引けとなり、上値トライの流れに乗せている。157.80-90の上値抵抗を実体ベースで上抜けていないが、158.00超えで終えれば日足の形状が改善して一段の上昇に繋がり易くなる。さらに、158.50-60の抵抗をクリアした場合は、新たな上昇エネルギーを得て160円超えトライの動きが強まろう。逆に、日足の下値抵抗が156.20-30にあるが、156円台を守り切れずに終えた場合は下値リスクがやや高くなる。さらに、154.50以下で終えた場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して150円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。日足の上値抵抗は157.80-90,158.40-50,159.90-00,162.00-10に、下値抵抗は157.10-20,156.20-30,155.00-10,154.50-60にある。21日、120日、200日移動平均線は156.43,148.26,146.26に位置しており、短・中期トレンドをサポート中。 一方直近の週足は、陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げている。157.80-90の強い上値抵抗を実体ベースで上抜け切れていないが、下値を切り上げる流れに変化なく、前週のタクリ足の陰線で調整下げが終了した可能性が高く、一段の上昇に繋がり易くなっている。週足の上値抵抗を上抜け切れていないが、155.80~156.00の足元がしっかりしており。これを割り込んで越週しない限り、下値余地も拡がり難い状態にある。また、154.50以下で終えない限り、短期トレンドは“ユーロ弱気”に変化しない。逆に158.00超えで越週するか、158.50-60の抵抗をクリアすれば新たな上昇エネルギーを得て一段の上昇に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は157.80-90,159.90-00,162.30-40に、下値抵抗は155.80-156.00,155.00-10,154.50-60にある。31週、62週移動平均線は、146.69と143.92に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ユーロ買いは157.30-40で押し目買い。下値余地を157.00近辺まで見ておく必要がある。損切りは156.80で一旦撤退。これが付いた場合は156.30-40で再度押し目買い。この場合の損切りは155.70で撤退。売りは今週いっぱい様子見か、158.20-30まで引きつけて。損切りは158.60で浅めに撤退。 上値は、157.80-90に強い抵抗があるが、これをクリアし、さらに158.00-10,158.50-60の抵抗を全てクリアした場合は上値余地がさらに拡がり易くなり、159.10-20,159.90-00,160.40-50,161.10-20,161.70-80,162.00-10,162.30-40にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まろう。下値は、157.40-50に軽い抵抗が、157.00±10銭、156.50-60,156.20-30にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、155.80~156.00,155.50-60の抵抗を全て下抜けた場合は、“ニュートラル”な状態に変化、155.00±10銭、154.50-60にある抵抗を全て切り崩して154.50以下で終えた場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して、下落余地が一段と拡がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2023/01/03~2023/07/21(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

 

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