読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円、140円を巡る攻防・・・米新規失業保険申請件数などに注目が集まる(NY市場の見通し)

ドル/円、140円を巡る攻防・・・米新規失業保険申請件数などに注目が集まる

東京市場のドル/円は、弱含みの展開。139.70円台を上値に伸び悩むと、豪ドルに対してドル売りが強まった影響などから139.11円前後まで下落しました。ただ、その後は米長期金利が小幅に上昇する中で139円台半ばまで持ち直しています。
欧州市場では、底堅く推移するも上値が重く139.50円を挟んだ値動きが続いています。

今夜は、米7月雇用統計の調査が行われた前週(12日を含む週)の新規失業保険申請件数が発表されます。市場予想は24.0万人と前回(23.7万人)からやや増加すると見られています。予想ほど増加しなかった場合は労働市場の力強さが維持されているとの見方からドルが買われそうです。ドル/円が昨日超えられなかった140.00円を試す展開となるか注目しましょう。一方で予想以上に増加するようならドル売りに傾く可能性もありそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、80日移動平均線を下値支持とした反発基調が継続しています。足元では140.00円前後の上値が重く10日移動平均線が抵抗となり伸び悩んでいますが、139円台で底堅く推移しています。10日線をしっかり上抜けば140円台へ再トライとなる可能性もありそうです。なお、万一138.80円を下回るようだと売りバイアスが強まることが考えられます。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

7/20(木)
20:00 トルコ中銀政策金利
21:30☆米新規失業保険申請件数
21:30 米7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
23:00 米6月中古住宅販売件数
23:00 米6月景気先行指数
23:00 ユーロ圏7月消費者信頼感・速報値
----- 南ア中銀政策金利

7/21(金)
08:30☆日本6月消費者物価指数
※☆は特に注目の材料

最新の経済指標カレンダーはこちら ↓↓↓
https://www.gaitame.com/markets/calendar/

今日の注目トピック

本日、豪6月雇用統計が発表されました。新規雇用者数が+3.26万人と市場予想(+1.50万人)を上回り前回値(+7.59万人)が+7.65万人に上方修正されました。また、失業率については3.5%と前回(3.6%)から減少となり、前回値(3.6%)が3.5%に下方修正されました。豪6月雇用統計の強い結果を受けて豪ドル買いに傾くと豪ドル/円は急伸して95円を突破。その後は95.36円前後まで上伸しました。7月26日には豪4-6月期消費者物価指数(CPI)が発表されます。インフレの高止まりが続いているようだと労働市場が力強いことから8月1日の豪中銀(RBA)理事会で利上げを再開する可能性も出てきますので、今後の豪ドル相場に注目が集まります。

豪ドル円 15分足チャート

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。