2023年7月18日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜けきれず。139.50超えで終えれば下値リスクが後退。
ドル/円は直近の日足が十文字の寄せ線に近い形の足で終え、寄り付き水準に戻しています。上下の攻めに失敗した形ですが、上値抵抗を上抜けておらず、下値リスクを残した状態です。 139.40-50の抵抗を実体ベースで上抜ければ下値リスクが後退、140.00超えで終えれば短期トレンドが変化して一段のドル上昇に繋がり易くなります。逆に、この3日間の下値トライの動きの中で138.00-10に強い抵抗が出来ていますが、138円を割り込んで終えた場合は下値余地を探る動きが継続します。 ドル買いは138.30以下で軽く押し目買い。損切りは137.80で一旦撤退です。ドル売りは139.00-10で戻り売り。損切りは139.60で撤退です。 日足の上値抵抗は139.40-50，140.00-10，141.30-40，142.00-10に、下値抵抗は138.30-40，138.00-10，137.10-20にあります。
【ユーロ/円】：調整下げ一巡の可能性。押し目買い。
ユーロ/円は実体の小さい陽線引けとなり、下値を切り上げています。また直近の陽線が上値を切り下げる流れから若干上抜けた位置で終えており、調整下げが一巡した可能性が生じています。“ダマシ”の可能性を残していますが、上値トライの動きが期待出来るので、押し目買い方針で。買いは155.40-50で押し目買い。下値余地を155.10-20まで見て置く必要があります。損切りは154.70で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は156.00-10，156.60-70，157.10-20に、下値抵抗は155.40-50，155.10-20，154.70-80，154.10-20にあります。153.50以下で終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化します。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小陽線が2手続いています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、トレンドが強い状態にあるので、深い押しにも繋がり難いと見ています。買いは1.1210-20で押し目買い。損切りは1.1170で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1240-50，1.1280-90，1.1310-20に、下値抵抗は1.1210-20，1.1170-80，1.1140-50にあります。短期トレンドは1.1000を割り込んで終えない限り変化しません。
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