ドル/円、ADP雇用統計ほか重要指標をこなしたあと、株安の余波で下落基調に。143円前後で下げ止まるのか?米雇用統計がカギに
東京市場のドル/円は弱含みで推移。米長期金利の上昇を背景に144円台を回復する場面もありましたが、株安を受けたクロス円の下げが重しとなり143円台半ばへと下落しました。
今夜のドル/円は、米6月雇用統計と欧米株式市場の両睨みで神経質な動きになりそうです。昨日は、米6月ADP全国雇用者数が大幅に予想を上回ると、米長期金利の上昇とともにドル/円も反発しましたが、米国株が下げ幅を拡大すると結局下落してしまいました。今夜の雇用統計が強ければ米利上げ長期化観測が高まると見られますが、そうなると利上げの行き過ぎによる景気後退を懸念した株安が続く可能性もあるでしょう。なお、米6月雇用統計の市場予想は非農業部門雇用者数が23.0万人増、失業率が3.6%、平均時給は前年比+4.2%などとなっています。
ドル円 日足チャート
この後の主要な経済イベント
7/7(金)
21:00 ナーゲル独連銀総裁、パネルディスカッションに参加
21:00 メキシコ6月消費者物価指数
21:30☆カナダ6月新規雇用者数
21:30☆カナダ6月失業率
21:30☆米6月非農業部門雇用者数
21:30☆米6月失業率
21:30☆米6月平均時給
23:00 カナダ6月Ivey購買部協会景気指数
23:30 マン英MPC委員、講演
24:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
25:45☆ラガルドECB総裁、講演
※☆は特に注目の材料
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