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米休場でドル押し上げ材料不足、ドル円の戻り売りを誘引か-個人投資家
本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は144円台で振幅。介入警戒心から上値を買い上がる動きは控えられた一方で、日米の金利差拡大への期待感から安値では買い拾われた。米国勢が独立記念日の祝日で、市場参加者が限られたことも、ドル円の値動きを限定させた一因だった。
現状レベルの上側は、144.450円~144.900円まで断続的に売りが並んでいる。特に、144.650円から上の水準の売りは厚め。一方、下側は143.900円~144.300円に買いが並んでいるほか、143.900円、144.150円~144.300円にストップ売りが確認できる。米国が祝日で米ドル高の材料が出にくいとの見立てから、144円後半では戻り売り優勢のようだ。また、下方向は日米金利差を背景とした短期押し目買いがストップ注文と組み合わせて設定されている模様。
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