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ドル円一時138円台後半 来週は重要イベント多数

 

ドル円一時138円台後半 米雇用指標の悪化受け反落

8日のドル円は140円台前半まで強含んだ後、軟調に推移し、米新規失業保険申請件数の予想上振れを受けて138円台後半へと反落しました。

ドル円は7日夜にカナダ中銀が利上げを決定したことを受けて上昇し、8日早朝には140円台前半まで強含みましたが、その後は失速しドル安の流れとなりました。日経平均株価の下げ幅の拡大を背景にリスク回避の円買いの動きが出たこともあり、ドル円は夜にかけて139円台後半へと下落しました。

21時半に米新規失業保険申請件数が発表されると、予想を大きく上回る結果を受けてドルを売る動きが加速し、深夜に一時138.81円前後までドル安が進みました。

その後本日朝にかけて上値の重い動きとなりましたが、本日午前9時頃には日経平均株価の上昇を受けて買いが入り、139円台を回復しました。

ドル円様子見ムードか 来週は重要イベント多数

8日、ドル円は140円台を維持できず、米新規失業保険申請件数の増加を受けて下落する展開となりました。

米新規失業保険申請件数は予想の23.5万件を大きく上回る26.1万件となり、2021年10月以来の高水準となりました。これを受けて労働市場の悪化が意識され、米長期金利の低下とともにドルを売る動きが強まりました。

オーストラリア中銀、カナダ中銀の相次ぐ利上げを受けて強まっていた米利上げ長期化への警戒感も後退しましたが、米FRBの利上げをめぐる見通しについては、依然として来週のFOMCで政策金利据え置き、7月のFOMCで利上げ再開との予想が優勢となっています。

本日はドル円関連の重要指標の発表予定がなく、来週に米CPI、米FOMC、日銀金融政策決定会合といった重要イベントを控えていることから、様子見ムードが広がり方向感を見出しにくい展開が予想されます。ただし重要イベント前の週末とあってポジション調整の動きが出る可能性があり、一時的な変動には注意が必要となりそうです。

 



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