予想を下回るブラジルのインフレ指標にレアル売り主導で中南米通貨安=メキシコペソ
昨日発表されたブラジル拡大消費者物価指数(ICPA)が予想を下回る伸びとなり、約2年半ぶりの低水準となったことを受けてドルレアルでドル高レアル安が進んだ。ドルレアルは1ドル=4.93レアル台から、節目の5.00レアルをしっかり超えて、5月3日以来のドル高圏となる5.04レアル台を付けている。この動きを受けて、中南米通貨は全般に売りが強まる展開となり、ドルメキシコペソはロンドン市場での1ドル=17.75ペソ台から17.87ペソ台を付けている。
市場予想通り0.5%利上げを決めた南アランドが、発表後売られたことも、対ドルでの新興国通貨全般の売りにつながった。
ペソ円は中南米朝方にペソ安に押されて7円80銭台を付けた後、ドル円の上昇に7円86銭台を付けている。
MXNJPY 7. 845
(配信:みんかぶFx 2023/5/26(金) 7:02)
米追加利上げ期待の高まりで昨年11月以来のドル高クローナ安=スウェーデンクローナ
昨日の海外市場でドルクローナは1ドル=10.84クローナ付近までドル高クローナ安となった。3月に付けたこれまでの今年の高値を超え、昨年11月以来のドル高クローナ安となっている。
今月発表されたスウェーデン消費者物価指数が予想を超える鈍化を見せたことで、今後の引き締め姿勢後退が見込まれているスウェーデンと、追加利上げ期待が高まってきているドルとの対照的な状況がドル高クローナ安につながっている。
対円ではドル円などでの円安が支えも、クローナ安に押され12円90銭割れまでと、4月26日以来の安値を付ける場面が見られた。その後はドル円の上昇に少し買い戻しが入っている。
SEKJPY 12.931
(配信:みんかぶFx 2023/5/26(金) 8:19)
介入見通しなどもあってドル売り広がる=中国人民元
年初来高値を更新する1ドル=7.0798元を付けたドル人民元は、今日の中国市場でドル安元高となっている。中国国営銀行が今週ドルを売っていたとの関係者筋情報が流れ、中国当局による事実上の介入ではないかとの思惑がドル売り元買いにつながっている。 ドル人民元は7.0570まで大きくドル売り元買いが進んだ。
USDCNY 7.0570
(配信:みんかぶFx 2023/5/26(金) 13:31)
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