木曜日の金利据え置き後の売り継続=メキシコペソ
金曜日の中南米市場は対ドルで軟調な動きが目立った。木曜日に2年に及んだ利上げサイクルの一時停止を決めたメキシコペソは、金利据え置き後のペソ安基調が継続する形で、1ドル=17.79ペソと、5月9日以来のドル高ペソ安圏を付けた。ブラジル中銀による経済活動指数が市場予想通りとはいえマイナスに落ち込んだレアルも売りが出ていた。
対円ではドル円の上昇もあって、7円85銭台を付けた後、米債務上限問題を受けてのリスク警戒からの円買いに7円75銭台に急落した。
MXNJPY 7.768
(配信:みんかぶFx 2023/5/22(月) 7:01)
ややドル高元安、LPR据え置きは予想通り=中国人民元
ドル人民元は1ドル=7.02元前後での推移。先週末の7.0080前後からややドル高元安。中国人民銀行は事実上の政策金利であるローンプライムレート(最優遇貸出金利:LPR)1年物、5年物の据え置きを発表。市場予想通りということで相場への影響は限定的となった。
先週金曜日の市場で1ドル=7.06元に迫った後、7.00台前半まで落とすなど、急な元高進行が見られたが、週明け調整の動きが広がっている。
対円では19円70銭前後での推移。
CNYJPY 19.713 USDCNY 7.0205
(配信:みんかぶFx 2023/5/22(月) 10:42)
ドル高クローナ安一服、10.50しっかり割り込むともう一段の調整も=スウェーデンクローナ
今月8日の1ドル=10.15割れを底値にドル高クローナ安が進む展開が続いた。15日のスウェーデン消費者物価指数の弱い結果を受けた今後の引き締め姿勢後退期待もクローナ売りとなり、18日に10.60に迫る動きを見せた。週末にかけては調整の動きが広がっている。米債務上限問題を受けたドル売り、同問題にも絡んで後退している6月の米追加利上げ期待などがドル売りクローナ買いにつながり、10.50を割り込む場面が見られた。10.50をしっかり割り込んでくると、もう一段の調整が入りそうな局面となっている。上値が重くなっているだけに、ここからの動きが注目される。
対円では13.10前後での推移。ドル円の上昇もあり、一時13.18前後を付ける場面が見られたが、上値トライは続かず。
USDSEK 10.504 SEKJPY 13.098
(配信:みんかぶFx 2023/5/22(月) 10:27)
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