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ドル/円:“調整下げ”の範囲内。135.50超えで終えれば下値リスクがやや後退。131円割れで終えるか、130.50割れを見た場合は中期トレンドが変化して一段のドル下落へ。

ドル/円:“調整下げ”の範囲内。135.50超えで終えれば下値リスクがやや後退。131円割れで終えるか、130.50割れを見た場合は中期トレンドが変化して一段のドル下落へ。

直近の日足は小陽線で続落を食い止めている。単体では上昇エネルギー強いものではないないが、3/24に付けた129.64を直近安値とする短期的なサポートラインの下値抵抗が133.50-60に位置して おり、これには一旦跳ね返されており、これを支えとして反発余地を探る動きに繋げている。現状は135.00-10,135.40-50にやや強い上値抵抗が出来ているが、135.50超えに値を戻せば調整下げが一巡した可能性が点灯、136.50超えで終えれば日足の形状が改善して137円台の抵抗を再度トライする動きが強まり易くなる。逆に133.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は133.00-10以下の下値抵抗の強さを確認する動きへ。131.00-10の抵抗を割り込んで終えるか、値動きの中で130.50割れを見た場合は新たな下げトレンド入りの可能性が生じてドルの下落幅拡大に注意が必要となる。日足の上値抵抗は135.00-10,135.50-60,136.40-50,137.50-60に、下値抵抗は133.50-60,132.50-60,132.00-10,131.00-10にある。21日、120日線は134.30と133.64に位置しており、下値抵抗として働いた状態だが、200日線は136.99に位置しており、上値を抑え込んだ状態にある。 一方週足を見ると、上下にヒゲがあり、値幅のやや大きい陰線引けとなった。上下の攻めに失敗した形だが、値幅も大きく下げエネルギーのやや強いものであることから続落の可能性により警戒する必要がある。一方で、昨年3月に付けた114.65を基点とする中期的なサポートラインが131.40-50に位置しており下値をサポートしていることや、今年1月に付けた127.23を直近安値として下値を切り上げる流れにも変化なく、調整下げの範囲内に留まっていることから、続落した場合でも132.50以下からの突っ込み売りにも注意する必要がある。一方上値も、週足の横レジスタンスである136.50-60を実体ベースで上抜けておらず、これをしっかり上抜けて越週するまでは、飛びつき買いにも注意する必要がある。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、135.00-10,136.40-50,137.20-30に、下値抵抗は133.80-90,132.00-10,131.40-50,127.00-10にある。31週移動平均線は135.99にあり、この下に再び入り込んだ状態だが、62週線は133.98にあり短期的な下値抵抗として働いた状態にある。 今週の戦略は、ドル買いは調整下げが一巡するまで様子見か、133.80-90で押し目買い。損切りは133.40で浅めに一旦撤退。売りは135.00-10で戻り売り。損切りは135.60で一旦撤退。 上値は135.00-10,135.40-50にやや強い抵抗が出来ているが、135.50超えに値を戻した場合は、下値リスクが軽減されて136.00-10,136.40-50,136.90-00,137.40-50にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。137.50-60の抵抗を上抜けて終えれば一段の上昇へ。下値は、134.20-30,133.80-90,133.50-60にやや強い抵抗が出来ているが、全て下抜抜けた場合は133.00-10,132.50-60,132.20-30,132.00-10,131.60-70にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。131.00-10の抵抗を下抜けて終えるか130.50割れを見た場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2022/09/01~2023/05/05(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2020/03/20~2023/05/05(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:上値の重い展開。147円を割り込んで終えた場合は144~145円方向への一段の下落リスクが点灯、150.30超えで越週すれば“強気”に戻して一段の上昇へ。

直近の日足は小陽線で続落を食い止めているが、上昇エネルギーの強いものではないので週初の上値追いには限りがありそうだ。3/24に付けた139.07を基点とする短期的なサポートラインからは若干外れた位置で終えており下値リスクがやや高い状態にあるが、調整下げの範囲内にあることから、売りも慎重に。但し、147円を割り込んで終えた場合は調整下げ余地がさらに拡がり易くなり144~145円をトライする動きが強まり易くなる。逆に、149円台に実体を戻して引ければ下値リスクがやや後退、149.50超えで終えれば調整下げが一巡した可能性が点灯して150円超えにある強い抵抗をトライする動きへ。さらに、151.00超えで終えるか、週足が150.30超えで越週した場合は“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなる。逆に、147.80以下で終えた場合は下値リスクが点灯、147円を割り込んで終えた場合は調整下げの下限となる144~145円をトライする動きへ。日足の上値抵抗は149.00-10,149.40-50,149.80-90,150.30-40,151.00-10に、下値抵抗は147.80-90,147.00-10,146.20-30,145.00-10にある。21日移動平均線は147.54にあり下値を支えているが、147円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクに要注意。120日、200日線は143.38と142.76に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを変えていない。 一方直近の週足を見ると上下にヒゲのある陰線で終えている。上下の攻めに失敗しており、今週も上下に振れる動きとなりそうだが、現状は下値を切り上げる流れを守っており、148円割れで越週するか、日足が147円を割り込んで終えない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。一方で上値も、150円台に実体を乗せられずに越週しており、150.20-30の抵抗を上抜けて越週するまでは上値余地も拡がり難く飛びつき買いにも注意する必要がある。週足ベースで見た上値抵抗は150.20-30、151.50-60,153.30-40に、下値抵抗は148.00-10,147.00-10,145.00-10にある。31週、62週移動平均線は143.56と140.53に位置しており、中期トレンドは、“ユーロ強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ユーロ買いは今週いっぱい様子見か147.10-20まで引きつけて。損切りは146.70で浅めに撤退。ユーロ売りは149.00-10で戻り売り。損切りは149.60で一旦撤退。 上値は、149.00-10,149.40-50に抵抗があるが149.50超えに戻せば“ニュートラル”な状態に戻して149.80-90,150.20-30,150.70-80,151.00-10,151.20-30の抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。151.00超えで終えれば“ユーロ強気”の流れに戻して一段の上昇へ。下値は、147.80-90,147.20-30,147.00-10にやや強い抵抗があるが、147円台を維持出来ずに終えた場合は下値余地がさらに拡がり易くなり、144~145円台にある一段と強い抵抗をトライする動きへ。下値抵抗146.50-60,146.20-30,145.30-40,145.00-10,144.40-50。可能性が低いと見るが142円割れで越週した場合は新たな下落リスクが点灯、140円割れで越週した場合は中期トレンドが変化して135円方向への新たな下げトレンド入りの可能性が高くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/10/18~2023/05/05(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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