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ドル円相場4/24週振り返り 日銀の大規模緩和継続受け急伸

 

ドル円日銀の大規模緩和継続受け急伸

今週初めのドル円は先週末の上昇からの反落を経て、133円台後半でスタートしました。

週の初めは134円台を中心に底堅く推移しましたが、25日(火)には前日の決算発表で巨額の預金流出が明らかになっていた米地銀ファースト・リパブリック・バンクの株価が大幅安となったことで金融不安が再燃し、26日(水)にかけてドル安が進みました。

26日夜には米3月耐久財受注が予想を大きく上回ったことで一時133円台後半まで強含んだものの、経営悪化に陥ったファースト・リパブリック・バンクの救済について米政府は消極的との報道が伝わると133.02円前後まで急落しました。

その後133円台後半へ持ち直し、27日(木)夜には米GDPの予想下振れを受けて再び133円台前半まで下落しましたが、同時に発表された米1-3月期四半期コアPCE・速報値の予想上振れを受けて134円台へと反発するなど荒い動きとなりました。

28日(金)午後に日銀の金融政策決定会合で大規模な金融緩和の継続が決定されたとの結果が伝わると、「これまでの金融緩和策について1年から1年半程度の時間をかけて多角的にレビューを行う」との声明から緩和策の早期修正観測が後退し、ドル円は135円を突破して大きく上昇しました。

今週は米地銀の株価暴落を機に金融不安が再燃し、週半ばにかけてドル安が進みましたが、28日には日銀の緩和策の継続決定を受けて大きく円安ドル高に振れる展開となりました。

来週はFOMC、雇用統計とアメリカの重要イベントが続き、ドル円が再び大きく変動するリスクに注意が必要です。今週のドル円は日銀会合を受けて上昇したものの、米FRBの利上げは最終局面にあるとの見方が広がる中でドル円下落への警戒感も広がっており、FOMCに先立って発表される米指標への注目度が高まっています。

 



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