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ドル/円:“ドル強気”を維持。135.00超えの越週で一段のドル上昇へ。 133円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。


ドル/円:“ドル強気”を維持。135.00超えの越週で一段のドル上昇へ。 133円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

直近の日足は前日足から下寄りのスタートとなったが、日足の下値抵抗に跳ね返されて実体の小さい陽線で終えている。単体では上昇エネルギーの強いものではないが、昨年10月に付けた151.95を基点として上値を切り下げて来た流れから若干上抜けた位置をキープしていることや、下値を切り上げる流れを崩しておらず、135円超えトライの可能性に繋げている。135.00-10に日足、週足ベースで見た強い抵抗があるが、上抜けて越週すれば上値余地がさらに拡がり易くなる。この場合は137~138円台が視野に入って来るが、中期トレンドがまだ弱く140円は大きな壁となろう。逆に日足の下値抵抗が133.50-60,133.00-10にあるが、全て下抜けて終えた場合は、下値リスクが点灯して131~132円台の足元を固め直す動きへ。さらに可能性がまだ低いと見るが、130.50以下で終えるか値動きの中で130円割れを見た場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、126~127円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は134.60-70,135.00-10,136.00-10,136.50-60,137.10-20に、下値抵抗は前述の133.50-60,133.00-10,132.00-10,131.00±10銭にある。21日移動平均線は132.83に位置しており短期トレンドをサポート中だが、133円割れで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。120日、200日線は134.20と137.07にありこれらを上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態にある。 一方週足を見ると、前週足から上寄りした位置に実体が小さい陽線が出て小幅続伸となった。単体では上昇エネルギーの強いものではないが、この足が、昨年10月に付けた151.95を基点とするレジスタンスラインから若干上抜けた位置で越週しており、上値トライの動きが強まる可能性が高くなっている。135.00-10に強い上値抵抗があるが、これを上抜けて越週した場合は下値リスクが後退して、3月に付けた直近高値137.91を窺う動きが強まろう。今週の週足ベースで見た上値抵抗は135.00-10,136.40-50,137.50-60に、下値抵抗は133.40-50,133.00-10,130.90-00にある。135.00超えの越週で一段のドル上昇へ。逆に、133.00割れの越週で下値リスクが点灯、130.80以下で越週した場合は、“ドル弱気”に変化して126~127円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。31週移動平均線は136.54にあり、週足の上値抵抗と重なって強い上値抵抗として働く可能性がある。62週線は133.32に位置しており、これも週足の下値抵抗と近似値にあり強い下値抵抗として働く可能性が高い。 今週の戦略は、ドル買いは133.60-70で押し目買い。損切りは132.90で撤退。133.00以下で終えた場合は短期戦略をドルの戻り売り方針に転換。ドル売りは様子見か135.60に損切りを置くなら135.00-10の戻りを待って軽く売り向かい。 上値は134.30-40に軽い抵抗が、134.60-70,135.00-10に強い抵抗があるが、135円台に乗せて終えれば、上値余地がもう一段拡がり易くなり、135.30-40,135.50-60,136.00-10,136.40-50,136.90-00,137.10-20,137.50-60にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、133.70-80に軽い抵抗が、133.60-70,133.30-40,133.00-10に強い抵抗があるが、全て下抜けて終えた場合は調整下げ局面入りとなり131~132円台の足元を固め直す動きへ。さらに130.50以下で終えるか130.00割れを見た場合は新たな下げトレンド入りして一段のドル下落へ。下値抵抗は132.50-60,132.00-10,131.70-80,131.40-50,131.00±10銭、130.60-70。

ドル/円【日足】期間:2022/08/18~2023/04/21(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2020/03/06~2023/04/21(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:“ユーロ強気”の流れ。 146.50以下で終えた場合は日足の形状がやや悪化、 145.30以下で終えた場合は下値リスクが点灯して調整下げ局面入りへ。

直近の日足は前日足から下寄りのスタートとなったが、下値トライに失敗して実体の小さい陽線で終えている。単体では上昇エネルギーの強いものではないが、下値を切り上げる流れを維持していることや、直近の陽線が日足の下値抵抗に跳ね返されており、この反動で週初から上値トライの動きが強まる可能性が高い。147.70-80にやや強い上値抵抗が出来ているが、これを実体ベースで上抜けて終えれば一段の上昇に繋がり易くなる。逆に日足の下値抵抗が146.80-90に上がって来たが、146.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化して、下値リスクがやや高くなる。さらに145.30以下で終えた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、調整下げ局面入りの可能性が高くなる。144円も割り込んで終えた場合は調整下げ余地がもう一段拡がり易くなるが、この場合でも141~142円台の抵抗は厚く、140.50以下で終えない限り、調整下げの範囲内となる。日足の上値抵抗は147.70-80,148.40-50,149.50-60,150.00-10に、下値抵抗は、146.80-90,145.50-60,144.50-60,144.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は、144.97,143.08,142.28に位置しており、短・中期トレンドは“ユーロ強気”の流れ変わりない。 一方直近の週足は、実体の小さい陽線引けとなり小幅続伸して終えている。単体では上昇エネルギーの強いものではないが、前週の陽線が新たな上昇トレンドに入ったと見られ、短期トレンドが強い状態にあることから、今週も上値トライの動きが継続しよう。今週の週足ベースで見た上値抵抗は147.70-80,149.60-70,150.50-60に、下値抵抗は145.20-30,144.40-50,142.50-60にある。31週、62週移動平均線は142.98と139.91に位置しており、中期トレンドをサポート中。 今週の戦略は、ユーロ買いは146.80-90で押し目買い。損切りは146.30で一旦撤退。トレンドが強い状態を保っているのでユーロ売りは様子見か、150.10に損切りを置くなら149.50-60まで引きつけて軽く売り向かい。 上値は、147.50-60に軽い抵抗が、147.70-80にやや強い抵抗が出来ているが、147.80超えで終えれば下値リスクが後退して、148.40-50,149.10-20,149.50-60,149.90-00,150.00-10,150.40-50にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、147.10-20に軽い抵抗が、146.80-90にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、146.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値余地が若干拡がり易くなる。145.30-40の抵抗も下抜けて終えた場合は144円台にある一段と強い抵抗をトライする動きへ。調整下げに留まるなら144円を大きく割り込まない可能性が高いが、週足が144.40以下で越週するか、日足が144.00以下で終えた場合は、レンジ内の下限である141~142円台まで下値余地が拡がり易くなる。(川合 美智子) 

ユーロ/円【日足】期間:2022/10/04~2023/04/21(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】



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