目次
▼ドル/円 今夜の相場見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画
ドル/円 今夜の相場見通し
本日は、前日の高値135.13円前後の高値を上抜けられるかがポイントになってきます。
心理的節目の135円前後では戻り売りが入りやすい状況ですので、前日高値を上抜けば新規のドル買いが入り、戻り売り勢力が弱まることが予想され上値摸索の展開になりそうです。
また、本日の注目イベントとして、ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事とボーマンFRB理事の講演があります。5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)前のブラックアウト期間が22日に控えています。そのため、FRB高官の発言には注目が集まります。現在、市場は5月会合で0.25%利上げを8割強織り込んでいます。この思惑を覆す発言があれば相場が大きく動くので要注意です。
では、ドル円の環境認識を行いましょう。
まず、日足を見ると10・20・80日SMAが上向きでチャネルに沿って堅調に推移しています。一目均衡表の雲を上抜けたこともあり今後は雲がサポートになるか注目です。ただ、135円の上値が重いこと、3月高値安値の61.8%戻し134.75円前後がレジスタンスになっていることが気がかりです。また、週足の26週線も同水準に位置しています。終値でしっかりレジスタンスを上抜けられれば続伸期待が高まります。
次に4時間足を見ると、上昇基調が継続していますが134.80円台で上ヒゲが連発し伸び悩んでいます。終値で上抜けてくれば135円台に再トライして定着する可能性も出てきます。足元では、10SMAを下抜けていますが、10SMAは上向きですのでこれから上抜いて行くと上昇再開となりそうです。
ドル/円の予想 まとめ
本日のドル/円トレード方針は、135円前後の重さが気がかりですが、上昇基調は継続しており基本は買い方針です。直近安値134.30円付近、133.80円-134.00円のサポートゾーンで反発が確認できれば押し目買いのポイントとなりそうです。 なお、135円付近で伸び悩むようなら再び調整売りが強まる可能性があるため、その際は短期目線でドルを売ることも考えられそうです。
ドル/円見通し動画
番組紹介
外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。
動画配信期間:2023/4/20~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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