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ドル/円、135円が視野に 本日、ボウマンFRB理事の講演に注目

ドル/円、135円を視野に上昇基調強まる

17日のドル/円は、134円台後半へ強含む展開となりました。
東京市場では、134円を挟んで方向感のない値動きで、欧州時間に入っても概ね133.70円-134.20円台の範囲で推移していました。

NY市場では、NY連銀製造業景気指数が10.8と、市場予想(-18.0)に反してプラスの結果となり前月(-24.6)から急上昇しました。活動拡大・縮小の分岐点とされる0.0を5カ月ぶりに上回ったことで5月の米利上げ期待が高まりました。これにより米長期金利が上昇しドル買いが優勢となっています。 ドル/円は134.57円前後まで上伸しました。

ドル/円、135円再トライとなるか…FRB高官の発言に注目

本日、東京市場のドル/円は1カ月ぶり高値を更新するも伸び悩む展開となりました。米利上げ期待の高まりを背景に堅調に推移する中、一時134.71円前後まで上伸しています。しかし、134円台後半では戻り売りが強まり134円台前半へと押し戻されました。欧州勢参入後も軟調で、一時は134円を割り込む場面も見られました。

今夜はボウマン米連邦準備制度理事会(FRB)理事の講演が予定されています。5月の米利上げ期待が高まっている中で、FRB高官の発言に注目が集まります。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、3月高値・安値の61.8%戻し(134.75円前後)の水準が抵抗となり、一目均衡表の雲の中に押し戻されています。この水準を上抜けば135円を試す展開も見込める一方で、雲上限(134.48円前後)を上抜けられない状況が続くと調整売りが強まり、133円台の下値を探る動きを見せる可能性も考えられます。

この後の経済イベント

4/18(火)
21:30 カナダ3月消費者物価指数
21:30 米3月住宅着工件数
21:30 米3月建設許可件数
26:00 ボウマン米FRB理事、講演
29:00 米ネットフリックス1-3月期決算

今日の注目トピック

18日の株式市場において、日経平均株価は前日比で144円05銭高の2万8658円と、年初来高値を更新しました。17日に発表されたNY連銀製造業景気指数が市場予想を大幅に上回り、前月から上昇しました。 これらの要因から、米国景気への先行き不安が後退したことが一因となっています。過熱したインフレを抑えるために利上げを継続する中で、景気後退(リセッション)を巡る懸念が各国でくすぶっています。今後も景気動向指標の結果が株式相場のみならず、その他のマーケットに与える影響は大きいと見られるため注目していきましょう。

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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