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ドル円一時133円台後半 本日米要人発言に警戒

 

ドル円一時133円台後半 日銀植田総裁の就任会見受け急伸

10日のドル円は日銀の植田総裁の就任会見を受けて円を売ってドルを買う動きが強まり、133円台後半へと急伸しました。

10日午前、先週末に発表された米雇用統計の予想上振れを受けてアメリカの景気後退への懸念が和らいだことや日経平均株価の堅調な推移を背景にドル買いが進み、ドル円は昼過ぎに一時132円台後半まで上昇しました。しかし夕方にかけて円を買い戻す動きが優勢となり、午前の上昇を帳消しにする形で一時132.00円前後まで反落しました。

その後、日銀の植田総裁が19時過ぎから行われた就任会見で「現行の金融政策を継続するのが適当」との見解を示したことで円を売る動きが強まり、ドル円は深夜にかけて一時133.87円前後まで大きく上昇しました。

ドル円反落に警戒 本日複数の米要人発言

10日の就任会見で植田総裁が金融緩和策の継続姿勢を示したことでドル円は3月15日以来の高値となる133.87円前後まで上昇しました。

植田総裁の会見では市場の予想通りこれまでの金融緩和策の継続姿勢が示されて政策の早期修正観測が後退し、円を売る動きにつながりました。また先週末の米雇用統計が予想をやや上回る結果となったことで米利上げ継続観測が強まったこともあり、日米の金利差拡大が意識されて円安ドル高が進みました。

こうした状況の中、ドル円は底堅い展開が予想されますが、先週発表された雇用統計以外の米指標は悪化が目立ち、景気後退への懸念は払拭されていません。本日はドル円関連の重要指標の発表はありませんが、シカゴ連銀総裁の講演など複数の要人発言が予定されており、最近の指標の悪化を受けて利上げ停止を示唆する発言などがあればドル安に振れる展開も予想されます。また、明日には注目度の高いインフレ指標である米3月消費者物価指数(CPI)が発表予定となっており、結果を受けて大きく反落するリスクも想定する必要がありそうです。

 



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